たおれん棒
空撮技研が開発した「たおれん棒」は、ドローンの技術を応用して開発された日本初の風力式自立棒だ。
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開発経緯
ドローン撮影は、航空法上または安全上飛行できない場合が多く解決策を模索。まずロッド単体で実験したが、10m超えたら人力で支えるのは危険だった。そこからドローンの技術を応用して自立するロッドの研究を始め、たおれん棒を開発した。
原理
プロペラ風力を利用して、ロッドが倒れる方向の逆の推力を発生してロッドが自立する仕組みだ。また、ロッドの傾きを検知してマイコンで制御して、4つのプロペラで360度すべての方向の推力を調整している。
搭載カメラ
ロッドに取り付ける遠隔操作用のカメラをいろいろと試したが、ドローンを取り付けるのが操作性、特にピント合わせ、電波の安定性に優れているという。赤外線カメラ付きドローンを搭載することにより、赤外線カメラ撮影が可能だ。
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空撮技研ブースからの映像
※同社によると展示会の高さ制限に関して常設固定設置は制限を受けるが、人が持った上で長尺の商品を一時的に伸ばしてデモを行う分には問題ないという。