txt:Yoshi SHIOMI 構成:編集部
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2日目の基調講演より
Commercial UAV EXPO 2022 2日目のオープニングキーノートは、イベントディレクターのLee Corkhillの挨拶から始まった。今回の展示会では、60ヵ国以上から参加者が4000人超、出展社232社となったことが報告された。
次に登壇したのは、商業用ドローンの業界アライアンスで、SkydioやアマゾンなどもそのメンバーになっているCommercial Drone AllianceのLisa Ellmanだ。
彼女は、団体の活動として、ドローンが関わる様々な業界バーティカルと政府機関に対して積極的に関係構築を行い、航空行政のポリシーメイキングなどに協力していると報告していた。
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世界の中で米国のリーダーシップをドローン業界に対しても発揮していかなければならない。そのためには、ここにきている人たちと色々と話ををして、どういう状況か、何が必要かを話したい。どうしたら規制が厳しい上でビジネスできるか?など話したい。
その後モデレータのJeremiahが登壇し、SkydioのAdam Bry CEOとともに現在のドローン業界に関してトークを展開。
ドローンの現状を聞かれてAdamは、以下のように答えた。
コンピュータが登場したときのことを考えてみてよ。同じような感じだよ。40-50年前にはエキスパートな人材でないと扱えないと思われていた特別な業務が100倍以上パワフルになったCPUのおかげで今なら普通の人でもできるようになってるんだ。ドローンやパイロットに関しても同様な進化をしていくんじゃないかな。
また、どうしたら(ドローンの)ビジネスをスケールできるか?という問いに対しては、以下のように述べていた。
ソフトやハードも大事だけど、業界での使い方、カスタマーのニーズなどにも精通していることも重要だね。そして、スケールさせるには、操縦者などのエキスパートを増やし続けることはできないので、自動化を進めなければならないと思う。ドローンをマニュアルやソフトで飛ばす時代から、ステーションから自動で飛んでいく時代にトランジッションしていく最中にいると思う。
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最後にFAAからDavid Boulter が登壇し、Commercial Drone AllianceのLisa Ellman と今後の航空行政に関してトークを展開。
FAAは法規制の改善をスモールステップだが、業界の声を聞きつつ進めてきている。何か問題があれば、相談して欲しいと語っていた。