左がHESPER、右がMARK
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ドローンで安定した自律飛行を実現するには高性能チップセットは欠かせない。深センのドローンメーカーHighGreatは展示会に先駆けてプレス向けに開催されるプレイベント「Unveiled」で、QualcomのSnapdrafonを搭載した4Kカメラドローン、「HESPER」と「MARK」の2機種を新製品として出展した。
いずれも4Kビデオ撮影とメモリクルーズモードそ備え、専用コントローラかスマホかいずれかで操作する。スマホではディスプレイいっぱいに撮影画面が表示されるので映像を確認しやすい。ポイントは安定した飛行性で、そこそこ強い風が吹いていても上位機種と同じぐらいブレのない空撮ができる。飛行時間がいずれも18分と短めなのは、安定した飛行を実現するためで、条件がよければもう少し長くなるかもしれないとのこと。
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HESPERは全体が240mm、本体は145x75x49mm。取り外し可能なバッテリーは1,950mAhの容量があり、重さは320g。トラッキング機能付でGPSを搭載。コントロールできる距離は120mあるのでかなり高い位置からの撮影ができる。価格は499ドルで3月に発売開始予定。
CES18_HighGreat04.jpg
MARKは本体の上部に付いたクリップにローターを格納できるようになっていて、サイズも全体で180mm、本体は148x148x48mmで重さは199gとポケットに入れて持ち歩ける。こちらも取り外し可能な1,300 mAhバッテリーを搭載。コントロールできる距離は60m程度なので、ちょっとした空撮をしたいという場合に使えそうだ。価格は299ドルでこちらは4月からの発売を予定している。MARKの飛行動画はこちら。