国産ドローンメーカーのひとつである自律制御システム研究所(ACSL)は、従来のMS-06LAを刷新した新型機ACSL-PF1と、新たに農業用マルチローターMINORI 1を展示。ACSL初のオクトコプターとなるMINORI 1は、8ローターながらシンプルでコンパクトな機体は、分解せずに一人で運べて軽トラックで運搬可能。小規模な生産者を対象にしたこの機体ではあるものの、それでも高額になる導入コストの負担を抑えるために、機体を販売するほか、ドローンのシェアリング事業を展開するという。
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また、産業用プラットフォームACSL-PF1は、モノコック構造のフレームやモーターをはじめ各部を刷新。最高速度30m/sまで耐えられる強度の機体はローターのアームをはじめ、全体的にMS-06LAよりスリムなフォルムとなっている。OSやCPUも新しくなり、独自の自律制御オートパイロットの性能も大幅に向上しているという。