DJI グローバル・コミュニケーション部ディレクター Adam Najberg氏
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大きく進化したPhantom4発表から1週間ほど経ったが未だその興奮は覚めやらない。日本国内でもPhantom4の発表があり、いよいよデリバリーを待つことになった。今回3月1日、ニューヨーク、マンハッタンのクラブTerminal5で開催されたPhantom4発表会で、DJI社グローバル・コミュニケーション部ディレクター Adam Najberg氏に話を聞く事が出来た。
常に新しいテクノロジー、新しい商品を提供することがDJIの使命
–:今回の新発表は素晴らしいですね。Phntom4は、どのユーザーに訴求しますか?
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ビギナーからドローンファン、経験あるパイロット、そしてビジネス目的のユーザーまで、Phantom3よりも確実に幅広い層に手にしてもらえると思います。自動飛行モードなど、よりシンプルで簡単に飛行と撮影ができる機能が搭載され、経験の浅い人でも自信を持って操縦できるドローンになっています。センサー機能等は探査など、ビジネス目的にも適しています。
–:開発、新商品発表サイクルが以前よりも短くなっていますが、今後も同じようなペースで開発していくのですか?
これはマーケットの需要に対応したペースといえます。DJIはコンシューマー用ドローンとしては、世界最大シェアをもっており、大きな開発チームがいます。常に新しいテクノロジー、新しい商品を提供することが可能です。なるべく早くそれらを消ユーザーの皆様に届けたいと我々は思っています。同時に、DJIの新しい商品を早く手に入れたい、見たいという需要も大きく、それに応えた結果のペースなのです。ちなみにPhantom3の4つのモデルも引き続きサポートします。
–:ではInspire2など別機種の新商品はいつなのでしょうか?
CES2016で Black Inspireを発表しました。Inspireシリーズはプロフェッショナル用です。Phantomとはまた違うラインナップで、とてもおもしろい分野です。今後も力を入れていきますのでお楽しみに!
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–:ブランディングがアップルの方法と似ていますが、参考にしていますか?
そうですね、アップルは素晴らしい会社ですし、あらゆる意味で尊敬しています。今回は先行販売*の提携もしています。
(*3月1日よりプレオーダはDJI.comとApple.comのみ)
DJI.comとAppleのみでプレオーダーが可能だ
–:日本のマーケットをどう考えますか?またDJI JAPANの展開は、どう考えていますか?
法律の面で慎重にはなっていますが、日本国内でのドローンに対する興味は高まっていると思います。安全な飛行方法やドローンの有効利用など、教育が必要です。日本のユーザー方は技術に対する理解も深いですし、すばらしい可能性を秘めたマーケットだと思います。
製品発表だけではなく、デモフライトも行われた。「タップフライ」と「アクティブトラック」披露に会場が沸いた