株式会社Liberawareと株式会社パスコは、下水道管路を中心としたインフラ点検の高度化・効率化に向け、共同実証に関する基本合意書を2026年6月10日に締結した。両社は空間情報、GIS、画像処理、小型ドローン、インフラ管理・点検の知見を組み合わせ、従来の目視点検を補完・代替する運用モデルの構築を目指す。
対象となるのは、下水道管路を中心とした狭く閉鎖された空間など。Liberawareの小型ドローン「IBIS」シリーズで取得した映像・画像データに位置情報を付与し、パスコのGISと連携させることで、点検データの高度化を検証する。
共同実証では、No Entry点検の高度化・効率化、点検データを活用したスクリーニングや状態把握、維持管理計画への活用手法を検証する。パスコはGISプラットフォームの提供、点検結果の統合管理、撮影データのマッピング、自治体への提出形式整備などを担う。
Liberawareは、IBISおよび後継機・派生機を含む小型ドローンによる映像・画像データ取得、狭隘空間点検の操縦技術や運用ノウハウの提供、取得データの前処理、新機体・新センサーの技術検証などを担当する。
両社は今後、下水道分野に加え、建築物、トンネル、橋梁、プラント設備、港湾施設など、狭あい・閉鎖空間を含むインフラ分野への展開可能性も検討する。