テクノシステム株式会社は、超大型産業用ドローン「ヒコーロボ」の実機展示とテストフライト動画の公開を、建築会館ギャラリー(東京都港区)で実施すると発表した。
以下は2025年9月に実施したテストフライトの様子。
展示期間は4月27日から5月1日まで。建築関連の展示企画「建築の構創と軌跡」展の中で公開する。
公開されるヒコーロボは、同社湘南航空研究所と湘南工科大学が共同開発したスペースフレーム構造の機体。建設、運搬、救難などの用途を想定した超大型産業ドローンとして位置付けられている。
機体は、カーボンパイプによる四角錐ユニットを連結したスペースフレーム構造を採用する。軽量かつ高強度の機体構造が特徴で、折り畳んで軽トラックなどで運搬できるほか、分離したユニットを山岳地帯や被災地へ人力搬送する運用も想定しているという。外周にはプロペラガードを備える。
飛行は地上からプロポ送信機で操作し、ArduPilotとMission Plannerのオープンソフトで制御する。自動飛行にも対応するとしている。飛行範囲は5〜10kmで、航続時間は搭載するバッテリー容量による。
同社によると、ヒコーロボは従来の物流ドローンでは対応が難しかった重量物輸送を想定した機体で、建設現場での資材搬送や揚重、山岳地帯や登山道への物資輸送、災害時の救援物資輸送、電力・通信設備向け部材輸送などでの活用を見込む。
また、同社は量産機の開発も進めており、Japan Drone 2026で第1期プレオーダー100機の先行募集を予定するとした。次期開発機では、最大離陸重量1,200kgを目指すとしている。