南海レスキュー2024は、南海トラフ巨大地震を見据えて災害対処能力向上を図る大規模訓練で、ACSLはドローンによる情報収集と物資輸送の訓練に参加する。
- Advertisement -
南海レスキュー2024
南海レスキュー2024は、陸上自衛隊中部方面隊が実施する南海トラフ巨大地震を見据えた大規模災害対処訓練だ。2023年1月に発生した能登半島地震の教訓などを踏まえ、孤立地域における災害発生直後の初動対処を焦点とした訓練実施が予定されている。
ACSLは、一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)の協力要請を基に本訓練に参加する。昨年発生した能登半島地震および能登半島豪雨における災害支援活動で使用実績のある国産小型空撮機体「SOTEN(蒼天)」と物流用最新機体「ACSL式PF4-CAT3型」を用いて、ドローンによる情報収集や物資輸送訓練の実施を予定している。
ACSLは、日本のドローン業界をリードするドローンメーカーとして、これまで積み重ねてきたドローンによるレベル3(無人地帯における補助者なし目視外飛行)やレベル4(有人地帯における補助者なし目視外飛行)での現場支援の経験を活かし、災害発生時などの情報提供や物資輸送などの支援を行うとともに、災害発生時や防災分野でのドローンの活用を推進していくとしている。