本ランダーには、TENACIOUS(テネシアス)ローバー(月面探査車)他、商業ペイロードが搭載されており、最速2025年1月に打ち上げを予定している。
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宇宙航空研究開発機構(JAXA)の筑波宇宙センターで各種地上試験を順調にクリアし、ついに完成したRESILIENCEランダーは専用のコンテナに格納され、民間の航空貨物輸送機にて米国フロリダ州へ輸送された。
ispaceは、日・米・欧の3法人でそれぞれの地域の文化や多様性を活かしながら、1つの統合的なグローバル企業として宇宙開発を進めた。
最速2025年1月に日本法人が主導するミッション2、続いて2026年には米国法人が主導するミッション3を順次実行していく計画だ。
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また、2027年には、現在日本で開発中のシリーズ3ランダー(仮称)を用いたミッション6を予定している。
世界中の政府、企業、教育機関からの高まる需要に応えるため、ispaceはミッション3およびそれ以降のミッションのペイロードサービス契約とデータサービスを提供するとしている。
株式会社ispace代表取締役CEO&Founderである袴田武史氏は、次のようにコメントする。
ミッション2に挑むRESILIENCEランダーは、ミッション1で得たデータやノウハウが反映された「HAKUTO-R」プログラムの集大成となります。このたび、射場がある米国フロリダ州への輸送が無事完了し、まずは安堵しています。ランダーにはお客様からお預かりしているペイロードが搭載されているのはもちろんのこと、多くのステークホルダーの皆様の期待もお預かりしています。様々な想いを乗せたランダーが、無事打ち上げの日を迎えるまで、引き続き最終調整を進めてまいります。