本拠点では、来るべき次世代モビリティ社会を支える「クラウドモビリティ構想」の実現に向け、ドローンやロボット等を繋ぐシステム(Blue Earth Platform|BEP)およびドローンの離発着場となるドローンポート(BEPポート)の開発・事業化検証、ドローンに関わる人材育成、産学官や多業種連携による新たなソリューションの開発・提供を通し、社会課題の解決ならびに、安心・安全な社会の実現に貢献していくとしている。
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ドローン・ロボットシステムの実証と開発の拠点として
本拠点が入居する、「MFLP・LOGIFRONT 東京板橋」は、東京都では初となる物流施設併設型のドローン実証実験施設「板橋ドローンフィールド(以下、板橋DF)」が併設されており、都市部で実稼働施設内での運用検証や事業化検証を一貫して行うことが可能だ。
ブルーイノベーションはドローン業界のリーディングカンパニーとして、板橋DFの監修・運営を担い、ドローン・ロボットのシステムプラットフォーマーとして、本施設を最大限に活用する。
本拠点では、建物とドローン・ロボット等のシステム連携や、ドローンの離発着場となるドローンポートの開発・事業化検証、ドローンパイロット育成、多業種間での連携による新たなソリューション開発を強化していくという。
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ブルーイノベーションの主な研究開発プロジェクト
(2024年10月時点)
ブルーイノベーションでは、「クラウドモビリティ構想」の実現に向け、様々な研究開発に取り組んでいる。本拠点を軸に、以下の研究開発、運用検証や事業化検証を進めていく。
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高性能ドローンポートの研究開発
インフラ点検や緊急物資輸送のニーズに応えるため、より長時間・長距離飛行での運用や、全自動での運用に資する、汎用性と拡張性を持つドローンポートの研究開発を行います。(経済産業省 中小企業イノベーション創出推進事業 再委託先) -
デジタルライフラインの先行実装に資する基盤に関する研究開発(ドローン航路)
経済産業省が策定した「デジタルライフライン全国総合整備計画」に基づき、ドローン航路におけるドローンポート情報や機体情報の共有・予約機能の開発に取り組みます。(NEDO事業 再委託先) -
AGVとの連携を強化した物流用ドローンポートの研究開発
ドローンポートを介して地上を走行するAGVとの連携によるラストワンマイル配送や、災害時の支援物資輸送等への活用に関する研究開発を進めます。
クラウドモビリティ研究所所長 熊田 雅之氏のコメント
クラウドモビリティ研究所の開設は、私たちの2030ビジョン「自律分散型の社会インフラを支える、ロボット・システムのプラットフォーマー」を実現するための大きな一歩です。この研究所を通じて、次世代モビリティの社会実装を加速し、持続可能で安心・安全な未来を切り拓くための革新的なソリューションを開発・提供してまいります。私たちは、産学官連携および多業種間との連携を強化し、さまざまな分野の専門家と共に、新しい未来を築けることを心より楽しみにしています。
拠点名 | ブルーイノベーション株式会社 クラウドモビリティ研究所 |
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所在地 | 東京都板橋区舟渡4丁目3-1 MFLP・LOGIFRONT 東京板橋 |
開設日 | 2024年10月31日 |
アクセス | 都営三田線「西台駅」より徒歩約10分 |