同実証実験は、公益財団法人大阪産業局が実施しているIoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラム「AIDOR（アイドル）エクスペリメンテーション」の支援の元、実施される。
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ドローンを自動飛行させる際には衛星利用測位システム（以下：GPS）を使うことが一般的で、GPSの入らない屋内での利用が難しいという課題がある。そこで同実証実験ではGPS情報が取得できないアジア太平洋トレードセンター（ATC）内の倉庫を使用し、屋内でのドローン飛行の実現に向けた自社独自の手法で検証を行う。
同実証実験の概要
| 実施名称 | GPS情報が取得できない屋内でのドローン飛行の実証実験 |
| 実施内容 | 2Dマーカーなど様々な自己位置推定技術を使ってドローンの自動航行・撮影の検証を行い、それぞれの技術や複数の技術を組み合わせた際の有用性を評価する。 |
| 実施主体 | 株式会社Red Dot Drone Japan |
| 実施期間 | 令和6年8月1日（木）から12月末頃まで（予定） |
| 実施場所 | アジア太平洋トレードセンター（ATC）内倉庫（大阪市住之江区南港北2-1-10） |
| 検証項目 | ・非GPS環境における遠隔操作の難易度などの検証 ・2Dマーカーなど自己位置推定技術を活用したドローンの自律航行の検証 |
IoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラム「AIDORエクスペリメンテーション」
大阪咲洲の複合商業施設「アジア太平洋トレードセンター（ATC）」と大阪舞洲のスポーツ施設を実証フィールドとして実施する、実証実験の開発支援プログラムで、同市の中小企業支援施策の執行機関である公益財団法人大阪産業局が本市からの交付金による事業として実施するもの。
「未来社会の実験場」をコンセプトとする万博に向けて、実証実験支援の取組を積み重ね、大阪における新たなビジネス創出に取り組んでおり、今後も引き続き、全国から実証実験を募集する方針。
