ROSベースの研究用ドローン
研究開発の限界を押し広げるために設計されたIndro Roboticsのドローンは、空中で比類のない計算能力を研究者に提供する。NVIDIA Xavier NXの膨大な処理能力を活用したこのドローンは、データ分析と意思決定をかつてない高みへと導く。
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遠隔地の景観マッピング、野生動物の行動研究、環境モニタリング、学術研究など、同社のROSベースのドローンは高度な研究開発に最適だとしている。また、赤外線ビジョンセンシングを搭載しているため、補助的または自律的な環境マッピングや検査作業にも適している。
インドロ研究用ドローンの主な利点
強力なコンピュート
NVIDIA Xavier NXを搭載した同社の研究用ドローンは、環境全体を効率的にマッピングし、卓越した着陸能力と物体認識能力を発揮する。動いている車両に着陸することもでき、その精度と適応性を示す。
ROSベースのドローン
ROSベースのドローンとして、研究者はセンサーをシームレスに統合し、データを処理し、ナビゲーション、マッピング、物体検出などのタスクを簡単に実行できる。このドローンは、同社の他のロボットと非常によく似た方法でプログラムし、使用できる。
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強化された安定性
同社の研究用ドローンは、屋内での使用に最適化され、安定性が強化されている。限られたスペースでの精密な飛行のために設計され、障害物を難なく通過し、高度な安定化機能で制御を維持する。
仕様
機体タイプ | クアッドコプター |
モーター対角ホイールベース | 304.8mm(12") |
外形寸法(OS-1 LiDARを含む) | 456mm×418mm×242mm(L×W×H) |
離陸重量 | 2.9kg(バッテリー含む) |
最大推力 | 10.08kg |
推力@50%スロットル | 3.0kg |
追加積載量 | なし |
アクセサリー電源 | 12V、5A |
電子制御スピードコントローラー | 4-in-1 200A ESC(4×50A) |
モーター | 1300KV、44.4A、最大6S(19mm×19mm、M3 ボルトパターン) |
プロペラ トライブレード | 7"×3.5" |
バッテリー化学 | リチウムポリマー(LiPo) |
バッテリー容量 | 10,000mAh |
セル数 | 6S |
バッテリー最大/最小電圧 | 15.2V/18V |
最大放電レート | 80A(連続) |
最大充電レート | 10A |
フライトコントローラ | ・アームCorte×M4 STM32F4 MCU ・Invensense 9-DOF MPU9250 IMU ・TE MS5611-01BA 気圧センサー ・SDロギング ・PX4オープンソースファームウェア ・Spektrum 6チャンネル受信機ドーターボードとのインターフェース |
コントロール | ・16GB RAM ・128GB SSD ・インテルデュアルバンドワイヤレスAC 8265 ・PX4 SPIブレークアウト |
Ouster OS-1 LiDAR | ・広範囲深度スキャン用 ・最大200m ・20 FPS(最大) ・水平360° FOV ・45°垂直FOV(+22.5°~-22.5°) ・イーサネットインターフェース |
リアルセンス D435if | 精密な近距離深度スキャン用 ・赤外線深度カメラシステム 0.3~3mの動作深度範囲 90 FPS(最大) 水平87° FOV 58°垂直FOV グローバルシャッター ・RGBカメラ 2MP、1920×1080 30 FPS(最大) 69°水平FOV 42°垂直FOV ローリングシャッター ・USB-Cインターフェース |
HBVCAM-1716 カラーカメラ | ・OV2710センサー ・5MP、1920×1080 ・140°FOV ・固定フォーカス(フォーカス@∞) ・ローリングシャッター ・UVC準拠 ・USB-Aインターフェース |
飛行制御ファームウェア | PX4 |
自律ソフトウェア | ROS1 Melodic(ROS2互換) |
OS | Ubuntu 18.04 Bionic(20.04互換) |