マクニカは仏GAUSSINと設立する新会社を基軸に、レベル4自動運転の社会実装を目指すという。
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NAVYAは、レベル4の自動運転ソフトウェア開発、車両実装・運用に専門知識を持つエンジニアを120人以上有する企業。都市部や郊外向けの15人乗り自動運転EVバス製品「ARMA」および「EVO」では、世界25か国で200台以上の販売実績を誇るリーディングカンパニーとしての地位を確立している。
また、次世代型シャトルバスでは、仏ボロレ社と35人乗り製品「BlueBus」の共同開発を積極推進していくという。
マクニカは、過去7年に渡って自動運転実証車両の開発、それを支えるオペレーションソフトウェア、アルゴリズム、ECU、LiDARセンサー等のコア技術や、社会実装時のデータ分析、リアルタイムFMS(運行管理システム)の専門性を活かしながら、モビリティサービス・ソリューションを提供してきた。
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その中でもNAVYAの自動運転EVバスは、地域の活性化や地方自治体における交通移動課題などの社会課題解決に向けた最有力ソリューションとして位置付け、茨城県境町や三重県四日市市、羽田イノベーションシティなどに対して提供実績をもつ国内総代理店として展開している。
新会社におけるGAUSSINとマクニカの資本比率は51:49となっており、各社から取締役を任命し、代表者には、GAUSSIN のエグゼクティブバイスプレジデントであったJean-Claude Bailly氏が就任する予定。
新会社の販売戦略において、オンロード市場に対しては、NAVYAの既存製品「ARMA」、「EVO」を継続販売しながら、GAUSSINの開発製造ノウハウとNAVYAのソフトウェア技術を活かした次世代型自動運転EVバスの開発を進め、公道でのレベル4自動運転EVバスの世界市場に対し向こう4年間で500台以上の販売を目指すという。
オフロード市場に対しては、GAUSSINの主力製品である電動・水素バッテリーによる大型貨物輸送AGVにNAVYAの自動運転ソフトウェア技術を組み込むことにより、港湾、プラント向け自動化ソリューションの開発・拡販を目指す。