Matrice 30(以下:M30)は、地形の変化に関係なく、オブリーク撮影やリニアフライトのタスクを実施する際に、地上レベルから同じ高さで安定して飛行できるようになった。
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DJI M30は、バックパックにも入るコンパクトな折りたたみ式ドローンが、M300 RTKのような大型プラットフォームで期待される性能を提供できることを証明するものとして、2022年3月に発売。M30は、48MP 1/2インチCMOSセンサーカメラ(200倍デジタルズーム)、12MP広角カメラ、8Kフォト、4K/30fpsビデオ解像度、最大1,200メートル先の物体の正確な座標を示すことができるレーザーレンジファインダーを搭載している。
今回のアップデートにより、M30の機体ファームウェアバージョンは06.01.10.02に、リモートコントローラーはv01.02.03.67にアップグレードされた。DJI Pilot 2アプリは、v6.1.2.2にアップデートすることが可能。
今回のアップデートの主な内容は以下のとおり。
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- 固定アングルショットを追加。Smart Low-LightモードはFixed Angle Shotの下で利用可能
- 斜め撮影とリニアフライトタスクで地形フォローのサポートを追加
- 現在地での迅速かつ効率的な実行のために、飛行中にフライトタスクを実行する機能を追加。DJI Pilot 2アプリのカメラまたはマップビューで、フライトルートのアイコンをタップしてフライトタスクを作成または選択する
- フライトタスクに安全離陸高度を設定する機能を追加し、フライトの安全性を向上。このパラメータ設定は、航空機が離陸前にフライトタスクを実行した場合のみ有効。飛行中にフライトタスクを開始した場合、安全離陸高度が有効になることはない
- マップビューでエリアを選択することで、マッピングタスクやオブリクタスクを作成できる機能を追加。DJI FlightHub 2で計画したマッピングエリアをDJI Pilot 2アプリに同期させた後、飛行ルートを生成するのに便利
- MaptilerからダウンロードしたMBTiles形式のマップをインポートする機能を追加。DJI Pilot 2アプリで地図レイヤーをカスタマイズ可能
- DJI Pilot 2アプリで、異なるモジュールごとにログをエクスポートする機能を追加
- DJI Pilot 2アプリでネットワークセキュリティモードの暗号化機能を追加。パスワード設定後、ユーザーはパスワード入力後にのみ、ネットワークセキュリティモードの変更または機能設定の調整が可能
- DJI Pilot 2アプリのファームウェア更新プロンプトを最適化