ChatGPT連動の背景
様々な業界に大きな変化をもたらしているChatGPは、ロボット業界でも展開されている。特にレストラン、介護施設、図書館などの施設で、より高品質なサービスを提供することが期待されている。
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ChatGPT連動効果
受付ロボットは来訪者に施設内の受付、案内をするロボット製品だ。標準化または高品質な対応により、従業員を重労働から解放できるという。同社MiniにはすでにGoogle Cloudが搭載されているため、ChatGPTと連動する場合、ChatGPTを既存のサービスに集成することになる。これにより魅力的な応答を生成でき、人間のような自然な会話が可能になったという。「案内」「巡回」など機能を踏まえ、高度なロボットソリューションを実現。より幅広いシチュエーションで利用できるとしている。
- 図書館:欲しい本をすばやく見つけたり、読者に関連本も勧めることもできる。図書館の利用者により良いサービスを提供できる。
対話事例:利用者「マンガの棚はどこ?」 → ロボットが内容を回答し、道案内することも可能 - 介護施設:高齢者とコミュニケーションしてユーザのニーズに対して効果的に応えられる。高齢者の生活の質を向上させ、不便さを効果的に解決できる。
- 観光地:目的地について迅速かつ効果的に伝えることができる。観光客が立てた旅行ルートに計画へのタイムリーに支援し、サービスレベルを向上させる。例えば、ロボットが子供に話しかけてくれることで、普段では興味を持たない文化や歴史的建造物の興味を喚起させることができる。
今後の展望
2022年11月30日にリリースされた「ChatGPT」は、対話型の言語モデルを採用したAI(人工知能)チャットツールで、その応用も加速しているという。近日同社の受付ロボットMiniがデモとして、「ChatGPT」との連動して、さらに多くのシチュエーションを適用できるという。今後、サービスロボットファミリーにも、連動する予定もある。