NVIDIAは、「H100 TensorコアGPU」および「Quantum-2 InfiniBand」を50以上の企業・機関が採用していることを発表。またアクセラレーションライブラリのメジャーアップデートをリリースし、NVIDIA A100およびH100搭載システムでのOmniverseシミュレーションプラットフォームのサポートも発表した。
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ASUSやDellなどがH100搭載サーバーを活用
ASUS、Atos、Dell Technologies、INGRASYS、GIGABYTE、Hewlett Packard Enterprise、Lenovo、Penguin Solutions、QCTおよびSupermicroは、H100搭載サーバーを使用していることを発表した。特に高性能な「Dell PowerEdge XE9680」は、Dell初の8-wayシステムであり、シミュレーション、データ分析、およびAIの統合を目的として構築されているという。
すべてのH100 PCIe GPUには、AIの開発と展開を効率化するクラウドソフトウェア「NVIDIA AI Enterprise」の5年間のライセンスが含まれているため、医療用画像診断から気象予報、安全警告システムなどを構築するためのAIフレームワークやツールも活用されている。
アクセラレーションライブラリのアップデート
またNVIDIAは、CUDA、cuQuantumおよびDOCAアクセラレーションライブラリのメジャーアップデートをリリース。これにより、VASPなどの主要なHPCアプリケーションやcuQuantumアプライアンスのパフォーマンスが大幅に向上。量子シミュレーションのマルチノード、マルチGPUサポートを自動的に有効にすることが可能となった
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