東京ロボティクス株式会社は、非対称の腕配置と全方位移動台車により、狭い場所でも作業が可能な移動マニピュレータ(作業アーム)「Tolon(トロン)」の販売を開始した。
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Tolonは次世代のロボットアプリケーション開発を支援する移動マニピュレータ。自律移動と画像認識を組み合わせた操作を行う自律ロボットの研究開発や、物流におけるマテリアルハンドリング作業、工場内短距離搬送、警備・見回り等を自動化するロボットアプリケーションの開発に活用できるという。
片腕式移動マニピュレータ「Tolon」の機能
高い作業性
多くの作業が可能な6kg可搬で、床面0.1m~2.1mにアプローチ可能。センサレスインピーダンス制御※に加え、手先力覚センサオプションにより高精度な手先力制御を実現。
※インピーダンス制御:各作業に合わせて、外的に力が加わった場合に生じるインピーダンス(慣性、減衰係数、剛性)の値を調整するため、位置と力の制御を行うこと
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多種多様な作業に十分な関節構成
腕6軸、胴体2軸、首2軸、足回り4軸の関節構成により、人に近い可動域で作業が可能。
ROS対応
ROS(Robot Operating System、ロボット開発に用いるオープンソースソフトウェアのこと)のシミュレータであるGazebo内のロボットと実機を同じプログラムを用いて動作できるため、ソフトウェアとの連携が容易。