SEQSENSE株式会社が提供している自律移動型警備ロボット「SQ-2(エスキューツー)」が、
2021年9月1日から三菱地所株式会社が所有する大名古屋ビルヂングに導入された。
- Advertisement -
これまでにもSEQSENSEと三菱地所株式会社は、先端技術を活用した次世代型の施設運営管理の構築を目指して協業してきた。
警備ロボットを活用した施設管理をより広範に展開すべく、今回の大名古屋ビルジングでの導入に至ったという。
人材不足が深刻な警備業界において、従来警備員が行っていた立哨・巡回業務をロボットで代替するほか、警備業務全般のさらなる効率化を追求し、
各種警備業務の労力削減と人材不足解消を実現するとしている。
使用される自律移動型警備ロボット「SQ-2」は、3次元センサ技術・自己位置推定・リアルタイム経路計画など、高度なテクノロジーを駆使することで生まれた自律移動型の警備ロボット。
- Advertisement -
独自に開発・搭載した3D LiDAR(三次元の距離情報を計測するセンサ)は、広視野角を実現し、警備対象物件の詳細な3次元マッピング、障害物や歩行者などの移動物体の発見、環境変化を検出する。
また、センシングの結果を自己位置推定および経路計画に利用することで、繰り返し安定した移動ができ、その進行の上で妨げになるものとの接触を防ぐこともできる。
自社開発のクラウドシステムは、現場の警備員からのフィードバックを基に、実際の警備に必要な機能を提供。
同クラウドシステムを使って、警備拠点から遠隔でロボットに巡回、立哨、動哨などに関する指示を出せるようになる。
ロボットから受信した情報はすべてクラウド上に蓄積され、巡回結果のレポート作成やロボットに搭載されたカメラによるストリーミング動画の録画再生機能も活用できるとしている。