「Virtual Ocean Project」は、2021年7月27日に、院内学級向けにオンラインで海の学び授業を開催する。
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Virtual Ocean Projectは、水中ドローンと最新のIT技術を用いて新しい海洋VRコンテンツを世界に発信するプロジェクト。これまではリアルでのイベントを中心に行ってきたが、今年度はコロナの状況を踏まえ、院内学級や⼩学校にてオンライン授業を開催する。
2019年度のイベントでは、箱根園水族館および横浜・八景島シーパラダイスにて体験ブースを設置し、水中ドローンの360度リアルタイム映像とVR技術を組み合わせ、まるで水中ドローンに乗り込んで水族館の水槽の中を泳いでいるかのようなVR体験を通して海について学んでもらったという。
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2020年度はコロナ禍の影響や身体的ハンディキャップにより、海に行く機会が減ったり、海に行けない子どもたちの体験格差の解消を目的とし、Webミーティングツールと水中ドローン搭載カメラの360度映像によるVR体験を組み込んだ、オンラインでの海の学び授業を実施した。
2021年度も引き続きオンラインでの海の学び授業を日本全国の複数の院内学級で実施予定としており、第1回は7月27日に海の無い県でもある栃木県の「栃木県立岡本特別支援学校おおるり分教室」で実施する。
■イベント概要(第1回)
- 日時:2021年7月27日(金)11:05~11:50
- 場所:栃木県立岡本特別支援学校おおるり分教室
- 配信方法:Zoomによる配信、授業が行われている多目的ルームにつないでのオンライン授業
- 人数:小学生2名、中学生10名程度
※第2回以降の授業および、VR空間内での授業を9月以降に実施予定
■授業プログラム
今回は「ドローンダイバー」という、近い未来にダイバーの仕事の一つになるであろう仕事を仮想し、水中ドローン映像を声で操作することで職業体験として行う。業務内容は水中ドローンの本来の業務を簡易体験。その中で、海の大切さ・海の問題(海洋ごみ問題・温暖化、他)を学ぶ。
- 1部:イントロダクション
ドローンダイバー挨拶等 - 2部:職業体験
ドローン業務の紹介、依頼対応
ドローン体験
ドローンダイバーのところに依頼主からメッセージがあり、それをドローンを操縦して解決する。
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- 魚の写真を撮ってきてほしい
- 水槽の水質を見てほしい
- 水槽に異常がないか見てほしい
- きれいな水中の写真が撮りたい
- 3部:報告作成
ドローンダイバーのもとに届いている質問を生徒と一緒に回答していく。