株式会社スカイマティクスとウォーターセル株式会社は、スカイマティクスが提供する葉色解析サービス「いろは」とウォーターセルが提供する農業日誌・圃場(ほじょう)管理ツール「アグリノート」のシステム連携を目的とした取り組みを開始した。二つのサービスの連携により、アグリノートが記録する日々の営農情報にドローンが空から取得する視覚情報が加わり、栽培経過をより正確に把握し、より鮮明に残せるようになるという。
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スカイマティクス「いろは」
ドローンで撮影した農地の画像をインターネット上で管理・診断することができるクラウドサービス。大容量の画像・情報を圃場ごとにクラウドに保存し、どこでも簡単に農地や作物の状態を確認することが可能。スカイマティクス社自身が開発する専用ドローンのほか、市販されているドローンにも対応している。
ウォーターセル「アグリノート」
農場を航空写真マップで可視化し、農作業および圃場の管理やスタッフ間の情報共有をサポートする営農支援システム。PCブラウザのほか、専用のアプリを利用することで、スマートフォンやタブレットからも農作業記録や作物の生育記録の入力・閲覧ができる。
二つのシステムが連携することにより、いろはで撮影した画像をアグリノート上の圃場と紐付けて管理することが可能になる。アグリノート上では、新規に画像がアップされたことの通知や画像に付されたコメント等の情報を確認することができ、画像を詳細に確認したい場合にはワンクリックでいろはの管理ページに移動することが可能。
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※開発中の画像イメージ
アグリノートの実績確認機能にいろはの情報が加わり、作業実績や生育状況の記録に空から取得した情報が付き、その時々の圃場の状態を管理できるようになる。作業と結果を時系列で把握することで、栽培の振り返りがより明確に行えるとしている。
※開発中の画像イメージ
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これらの機能連携を2019年春の提供開始にむけ取り組んでいるという。両社は2018年7月12日(木)~7月16日(月)の期間で開催される第34回国際農業機械展in帯広に共同出展する。