AirSelfie本体。61gと軽量だがその作りはしっかりとしている
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フライングカメラAirSelfie日本上陸
kickstarterで名乗りを上げ、CESでその全貌を見せたAirSelfie。いよいよワールドワイド(日本含)で販売開始となる。性能仕様は幾分変更されているが、価格は、本体とスマホケースで31,598円とかなり手頃だ。AirSelfieのアイデアは、エドアルド・ストロッピアーナ氏が考案した。彼は、2016年に設立された英国企業AirSelfie Holdingsの設立者の1人でもある。プロジェクトは無事成功し、支援者は世界81カ国の数千人に及ぶという。
この中でも主要国を巡り「AirSelfie Team Tour」と題して、ロンドンを皮切りに、ベルリン、ドバイ、シンガポール、ジャカルタ、東京、ロサンゼルス、ニューヨーク、そしてミラノを巡回し、9都市の顔となるモニュメントとランドマークを撮影を行う。そんなツアーの中エドアルド氏にお話を聞くことができた。
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フライングカメラを皆様に届けます
AirSelfie産みの親エドアルド・ストロッピアーナ氏
編集部:CESで飛行する実物を初めて見て以来、いよいよ販売されるということで、非常にワクワクしています。AirSelfieについて、どう着想したのか教えてください。
実は、DRONE.jpの動画を見て、CESにAirSelfieが出展している事を知りました(笑)。ちょっとした手違いがありました。会社は、イギリスロンドンにありますが、開発拠点など世界各国にあります。ちょうど香港のディベロッパーチームが出展していました。我々はあまり見本市は重視していないのですが、この件は無事解決しました。
AirSelfie本社でも物議を醸したCESでの出展
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さて、AirSelfieについてですが、ドローンではなく、フライングカメラなのです。みんなが写真を簡単に撮影できる世界に提案したかったのです。もしドローンで写真や動画を撮影するとなると、様々な障害がでてきます。操作の習得、機体についても知らなければならないですし、機体も大きくて危険です。さらには色々な規制や制約もあります。とそこまでのハードルを越え撮影したいかと言うと僕はNOです。
その点AirSelfieは、極めて安全です。機体重量も61gしかありませんし、プロペラも内蔵しています。うちの娘2才がイタズラでプロペラ部分を触ってしまったんですがケガもしませんでした。
スマホケースに収まるAirSelfie
現在アメリカの代理店と交渉していますが、AirSelfieはドローンではなくエレクトロニクスガジェットとして分類されます。我々はシビアにカメラの性能で戦おうとは思っていません。機体についても20mまでしか飛ばないの?と聞かれますが、カメラですので、20mも離れると人の笑顔が見えなくなってしまいます。ドローンではないのです。そもそもコンセプトが異なりますから。フライングカメラと呼んでください。
AirSelfieの未来はどうなる?
編集部:ユーザーの割合において女性が多いということだそうですが、カラーバリエーションも増えるのでしょうか?また、まもなく販売開始ですが、次のステップは何をリリースするのでしょうか?
今回、kickstarterやプレオーダー結果を見ると女性の方が多かったという結果となりました。やはり女性はセルフィーが好きなんだと言う結果ですね。将来的に色数は増えるかとおもいます。ニーズがあれば応えていきます。
販売に関しては、主にオンラインです。もちろん注文ロット数が多い場合は別です。スマホケースに収まるくらいですから、スマホとは相性がいいんです。まずスマホがないと飛びませんからね(スマホアプリが必要なため)。今年のクリスマスに期待してください。バージョンアップした後継機種を準備しています。カメラ、機体改善物理的なアップデートやソフトウェアのアップデートは、随時行われます。
来年は全く新しいものができます。AirSelfie +が予定されていますのでお楽しみに。ユーザーが使い方を教えてくれる。そういう意味でも今、ツアーしています。日本の方にも多く支持頂きました。是非興味を持った方はWebからお買い求めください。ありがとうございます!最後にドローンと呼ばないでね(笑)。