CES2017にて(ブースNo.25202 LVCC, South Hall 2 -)
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ドローンメーカーでYuneecはラスベガスで開催中ののコンシューマーエレクトロニクスショー(CES2017)で新製品H520を発表した。H520には業界初の商業グレードのカメラとハイエンドの商業向けのアプリケーションが搭載されている。ボディーカラーはオレンジ。Yuneec社CEO Yu Tian氏は企業プレスリリースにて以下のように述べている。
H520は高度な機能を備えており、信頼性が非常に高く、あらゆる商業のニーズを満たすことができる。
また、様々な状況に対応できるカメラオプションやIntel RealSenseに代表される業界最高レベルの安全機能によって操縦者は安心してドローンをコントロールできるという。安全性を考慮してH520はハザードオレンジという目立つ色で塗装されており、基本は6つのローターを使って飛行するが、緊急時には最悪5つのローターだけでも作動するように設計されている。さらにユーザーに向けてH520のカメラには以下の3つのオプションが用意されている。
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CGO-ETは捜索や救助、太陽光の検査などのために設計されたカメラだ。一方、CGO-CIは放送、映画などに向いているカメラである。Yuneecの広報担当者は次のように述べている。「CGO-CIの最先端の歪みのないレンズは、業界初の長焦点レンズカメラとして、映画制作者や放送作家の要求を満たす鮮明で高コントラストな画像を映し出してくれる。さらに、パノラマ撮影、バースト、タイムラプス、測光モードにアップグレードすることもできる。
H520のコントローラはAndroidベースのST16と呼ばれるものである。これはリアルタイムビデオ受信を行うための720p HDビデオダウンリンクを備えた7インチのディスプレイと、外部モニタへの配信するためのHDMIアップリンクを備えている。この新型ドローンは、これから3ヶ月以内に2,499~4,499ドルの価格で購入できるようになるという。
多くのドローンメーカーにとってもそうだが、Yuneecは、将来のドローンをスマートホーム構想としてValetDroneの提案等もし、CES2017をドローンの見本市としてうまく利用している。CES 2016でも、YuneecはTyphoon Hを発表していた。Typhoon HはOrbitやFollow Meのようにあらかじめプログラムされた飛行パターンを実現でき、格納式着陸装置、4Kカメラ、ジオフェンシングを搭載した6ロータモデルで、当時注目を集めていた。