ドローンメーカーの3D Roboticsは、今月7日(現地時間)、新型Soloを商業用ドローンの市場に特化させるための新たな提携を発表した。3D Roboticsは、AutodeskとSonyと共に、Soloが飛行中に特定の面積や構造の空撮を行いそのマップや3Dモデルをクラウド上にアップロードできるように進化させるという。
- Advertisement -
SoloはGoProカメラの代わりにSonyのUMC-R10Cを備え、同カメラはエンタープライズ版Soloと完全に連動する。ソフトウェア側に関しては、同ドローンはAutodeskのクラウドサービス、API、データ/アプリ/UXを素早く開発することを可能にする開発者向けSDK、そして空中のデータをより簡単に消費し利用することを可能にするサービスを全て一つにまとめたAutodeskのForgeプラットフォームが搭載されたSonyのタブレットが付属する。
同ドローンを用いることで、ほぼリアルタイムに、工事現場を観察しデジタル化したり、動力線を検査し結果を大規模なチームに共有したりすることができる。
需要はただ巨大だ。我々が取引する建設会社の中で、UAVを積極的に導入しようとしていないところは無い。
- Advertisement -
とAutodeskのDominique Pouliquenはコメント。Pouliquen氏の言っていることは正しい。工事現場でドローンが使われているという話や研究は、日に日に当たり前になってきている。ドローンはもう珍しいものではなく、必要不可欠なものとなってきている。DJIが消費者向け市場を独占し続ける中で、今回の3DRの新型Soloのように、工事現場における必須工具を作り出す等といったソリューションにはフォーカスした事は、大きなチャンスがある。
以下の動画で同システムのプレビューを見ることができる。
3D Roboticsと共に、フィールドサービスのプロフェッショナルの情報収集やあらゆる産業にける判断を支援できることをとても嬉しく思う。Site ScanとAutodeskクラウドサービスとの連携から、Forgeプラットフォームの利用まで、3D Roboticsは我々のアーキテクチャ、エンジニアリング、そして顧客の創造に新たな風を吹き込んでくれている。
とAutodeskのプロダクト部門の副代表Amar Hanspalは公式声明にて発表している。