ネバダ州の科学者とドローンエンジニアのチームが初めて人工の雨を自動で降らせるドローンプラットホームのテストに成功した。今回のテストに使われたのはDrone AmericaのDAx8というドローンだ。テストは1月の下旬から実施されていた。このDAx8を使った研究はDesert Research Institute (DRI)、Drone America、AviSightの3者の間における産学連携の研究として実施された。テスト飛行ではDAx8に二酸化炭素を入れるカーゴが取り付けられており、人工雨のオペレーションが行われた。
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DRIのAdam Watts博士は以下のようにコメントした。
これは大きなマイルストーンです。ネバダ州のFAA指定ドローン飛行場を利用して、我々は北ネバダでこの優れたドローンを飛ばし、ドローンが完璧に人工雨のペイロードを積めることを確認することができたのです。
DAx8はロバストなマルチローター持つドローンで民間用としても産業用としても使える。独特の8つのローターにより大きなペイロードを運ぶことができ、また、高性能ソフトウェアとGPSガイダンスにより、DAx8は自律的な安定性と複数のウェイポイントナビゲーションを実現している。Drone AmericaのCEOであるMike Richardsは
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人工雨の自動アプリケーションというゴールを達成できて非常に嬉しい。我々とDRIとの協同研究は人工雨の業界に革命を起こしている最中です。安全な人工雨の生成は干ばつ被害を受けている地域の人々に希望をもたらすでしょう。
と論じている。このプロジェクトはネバダナレッジ基金によってサポートを受けている。