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コラム小林啓倫

Vol.69 声で操作するドローンの可能性[小林啓倫のドローン最前線]

米国AIスタートアップ「Primordial Labs」が音声でドローンを操作する技術を開発。技術は一般人も容易にドローンを操れる「民主化」を促進するが、課題も存在。未来の技術進化とともに、音声操作がドローンの標準操作となるか

2023年9月12日
KK
Contents
進化するドローンの操縦方法声による操縦の可能性

進化するドローンの操縦方法

いまや娯楽だけでなく、輸送や監視、農薬散布などさまざまな用途で使われるようになったドローン。これまで一部の人しか使えなかった(かかるコストが甚大、必要とされる専門知識が高度などの理由で)テクノロジーを誰もが使えるようになることを、そのテクノロジーの「民主化」と表現することがあるが、まさにいま「ドローンの民主化」が達成されつつあると言えるだろう。

ただドローンについては、まだ操縦という壁が残されている。ここで言う「ドローン」とはもちろん、大型の軍事用UAVのことではなく、十数万円程度で購入できる小型のクアッドコプターなどのことをイメージしている。そんな小型のドローンでも、地面にぶつけたり他の飛行体に衝突したりさせずに操縦するためには、一定のスキルを習得しなければならない。だからこそ、ドローンの操縦スキルを教える学校が各地に乱立しているわけだ。

そこでさらなるドローンの民主化を達成するために、さまざまな新しい操縦方法の実現に向けて取り組みがなされている。たとえば以前この連載でも紹介した、ジェスチャーでドローンの群れ(スワーム)を操るという研究も、そうした可能性のひとつと言えるだろう。

そしていま、米国のAI(人工知能)スタートアップ企業であるPrimordial Labsが実用化を進めているのが、「声でドローンを操作する」という技術だ。彼らは先進的な音声認識アルゴリズムと、操縦者からの音声コマンドを実際の機体制御へと変換するAI「Anura」を開発し、「上昇」「前進」「旋回」といった指示を声で出すだけで、ドローンがそれに応じて飛行することを可能にしている。

上の画像は、Primordial Labs社がLinkedIn上の公式ページ上で公開しているデモ動画のスクリーンショットで、動画全体はこちらのリンク先から確認できる。約40秒と短い動画だが、操縦者が「10フィート前進」などのコマンドを発話するだけで、ほぼリアルタイムでドローンが反応して指示通りの飛行を行う様子が収められている。

興味深いのは、「右に10フィート」などのような単純なコマンドだけでなく、「ここにAポイントを設置」「ここにBポイントを設置」「AポイントからBポイントまで飛行せよ」などのような指示まで可能になっている点だ。また動画の終わり近くでは、「この地点から半径10フィート以内を捜索せよ」といったコマンドを出す様子も収められている。

当然ながら、通常は指で行う操作をそのまま声に替えるだけでは、手を使った操縦のスピードに追い付くことはできない。しかしこうした単純な指示だけを与え、細かな機体制御はAIが行うというスタイルであれば、音声コマンドで十分に目的を達成できるだろう。

声による操縦の可能性

Anuraシステムの概念図(Primordial Labs社ホームページより)

音声コマンドで操縦可能なドローンがもたらすメリットは大きい。まず何より、冒頭で述べたような、ドローンをより多くの人々が使えるようになるという可能性だ。高度な操縦技術を覚えたり、何回ものフライトを通じて経験を積んだりしなくても、誰もが安全にドローンを飛ばせるようになれば、ドローンの用途はさらに拡大するだろう。

既にドローンパイロットが存在する分野でも、新たな可能性が生まれると考えられる。ドローンを操縦したくても両手がふさがっている状態、たとえば救急活動や建設作業中に、救助や重機操作といった本来の目的を遂行しながら、ドローンに指示を出すことが可能になる。

またPrimordial Labs社はAnuraの紹介ページにおいて、複数のドローン、すなわちドローン・スワームを操る際にも、この音声によるコントロールが効果を発揮するとしている。1人のドローンパイロットが手動でドローンを操縦するというのは、スワーム内での衝突の可能性があることを考えれば、実質的に不可能だ。しかし音声による指示であれば、まるで上官が現場の部隊を指揮するように、リアルタイムで複雑な動きをさせることができるだろう。

もちろん、新技術には常に課題が伴う。たとえば被災現場や建設現場などは、決して静かな環境ではないだろう。むしろ混乱した現場で、騒音や怒号が飛び交っている状況が考えられる。そうした中で、ドローンが正式なパイロットの声を聴き分け、指示を正確に理解することができるだろうか?

また最近話題の対話型AI「ChatGPT」などでも証明されているように、人間にとって自然な文章や発話で「会話」しながらAIを操作するというのは、単純で分かりやすい反面、AI側のミスを生みやすいという問題も抱えている。人間同士のコミュニケーションですら誤解や勘違いがあることを思えば、「もう少し先に移動して!」などというあいまいな指示によって、想定外の事故が起きてしまう状況は、容易に想像できる。

しかし今後のアップデートやテクノロジーの進化、さらに私たち人間のユーザー側の経験の蓄積により、音声でドローンを操作するというのは一般的な行為になっていくと考えられる。そのとき、より高度な意味での「ドローンの民主化」が達成されるだろう。

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TAGGED: ドローン, 小林啓倫, 小林啓倫のドローン最前線
kawai 2023年9月12日
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