台湾に開発製造拠点を持つRCメーカー、Thunder TigerのドローンブランドTT Robotixが高性能なサーマルカメラとハートビート検出、呼吸数検出機能付きドローンReveal Oneを発表した。
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一見ヘリコプターのような外見のReveal Oneだが、テイルローターがなくシングルローターの二重反転プロペラを搭載した特徴的なフォルムを持っている。
巨大なペイロードを実現しようとすると、6枚機や8枚機のようなマルチローターではフライトコントローラーが対応できず非常に不安定になるため、我々はシングルローターの二重反転プロペラを採用しています。非常に安定した飛行が可能となり、またバッテリーの容量も相当量が積載できるため30分のフライトタイムを実現しています。
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とCTOトニー・チャンはコメントしてくれた。
山や海でのレスキューミッションの場合、被災者を素早く発見することが必要だが、その部分は高性能なサーマルカメラが対応する。また海中や瓦礫に隠れた被災者の生存確認にはReveal Oneを被災者上空を飛行させることによってバイタルサイン検出レーダーにより心拍数、呼吸数を確認することが可能となっている。会場のモニターでは実際にサーマルカメラに映る来場者の心拍数や呼吸数が表示されており、すでに実用可能な段階のプロダクトであることが確認できた。
TT Robotixでは有線給電タイプのDragonflyや水中ドローンのSeadragonも同時に発表。トニー・チャンCTO曰く、
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Dragonflyは災害地での非常用携帯電波タワーをドローンで実現したりするような用途を想定している。
この他にもTT Robortixでは様々なカスタマイズが可能となっているので、今後は顧客のニーズに合わせてカスタムメイドで販売していく予定とのこと。