幾何学形状球体ガードに格納すれば、地上で回転しながらの移動が可能になる。HAGAMOSphereの8つのプロペラは、その回転を独自のアルゴリズムで制御することによって、機体を傾けずに移動できる。さらに、幾何学形状球体ガードをつけることで、地上を転がって自力移動が可能。陸空両方での活動に対応するため、ドローンの活躍の幅が広がることが期待される。
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活用例
- 調査・探索・監視
- 被災地支援
- ドローンレース
プロトタイプ
HAGAMOSphereは、世界の60を超える国と地域でグローバルに事業を展開する化学メーカーであるDICが主導し、マルチコプター研究を行っている国立大学法人 徳島大学の三輪昌史准教授と協働で開発している。
また、ドローン開発やカスタマイズを専門とする菱田技研工業株式会社が試作機をカスタムし、垂直水平飛行と地上での回転について、実地テストを繰り返しながら精度を高めているという。
DICはこの開発を統括しながら、製品化を視野に、材料の選定から量産に向けた構造設計、CAE(Computer Aided Engineering)による飛行シミュレーションなどを実施するとともに、本開発を通じて新事業への可能性を模索しているという。
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