ジェイテクトが開発し、2019年10月より量産開始した蓄電デバイス「高耐熱リチウムイオンキャパシタ」および関連技術を提供することで、ドローンの電源性能を高めるなど、より高性能な産業用ドローン開発に貢献していくとしている。
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プロドローンの開発するドローンは、非常時に医薬品や救援物資を運ぶ手段として活躍することが期待されている。平時においても、物流インフラが不十分な地域をカバーする輸送手段となることが想定される。
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蓄電デバイスである高耐熱リチウムイオンキャパシタは、電気の出入り(放電・充電)が非常に速く、繰り返し充放電による性能劣化が少ないという特徴とともに、優れた安全性も有している。電解液の改良に加え、電解液と電極材料の相性を考慮した組合せとすることにより、世界で初めて-40~85℃の動作温度範囲を実現した。
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ドローンにおいては、離陸や加速の際に必要な大電力の供給補助や電力変動吸収などに適しているという。過酷な温度環境においてもその性能を発揮することができ、ドローンの電源性能の向上・主電源として用いられるリチウムイオン電池の負荷軽減、寿命延長に貢献するとしている。