日本航空株式会社と株式会社プロドローン(以降:PRODRONE)は、ドローンを利用した安全な航空運送の実現を目指し、技術協力に関する基本合意書を締結した。技術協力については、JALグループの航空機整備を担う株式会社JALエンジニアリング(以降:JALEC)が進めていくとしている。
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現在ドローンは、12月5日の有人地帯における補助者なし目視外飛行(レベル4飛行)等に係る改正航空法の施行により、今後の市場拡大が予想されると同時に、従来以上に機体の製造、整備や運航などに関する安全性、信頼性の向上が求められている。航空機とドローンは、「安全に着陸できる地点まで飛行を継続する」ための設計や整備の考え方において類似性があり、高度計など使用される部品にも親和性があるという。
両社は、JALECの安全運航に対する知見や航空機整備で培った技術力とPRODRONEの持つ機体開発力をともに活かし連携することで、新しい社会インフラであるドローンの発展に寄与する構えだ。
両社による技術協力の内容
- ドローン製造、整備に関する連携・協力
- ドローンの安全技術向上ならびに航空局認証取得に関する連携・協力
- その他ドローンに関する相互連携・協力