日本郵便株式会社は12月6日、無人航空機(ドローン)による配送の実用化に向けた取り組みの1つの成果として、新たな物流専用ドローンの開発状況を発表した。
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物流専用ドローンの開発は、日本郵便と日本郵政キャピタルが資本業務提携する産業用ドローン国内メーカー、ACSLが手掛ける。レベル4での運用を前提とし、機体上部からの配送物の収納や機体下部からの切り離しなど、使用者、利用者双方の利便性向上を前提とした機能を備えるという。最大積載量は5kgで、最大飛行距離は約35kmを想定。
また機体デザインは、カーデザイナー、プロダクトデザインコンサルタントとして活躍するTakumiYAMAMOTO氏が担当。頼りになる未来の空のパートナーをイメージし、未来的でありながら親しみやすいデザインを考案した。
想定仕様
- 全長:約1.5×1.7m
- 高さ:約0.5m
- 最大離陸重量:24.9kg
- ペイロード(最大積載量):5kg
- 最大飛行距離:約35km
※現時点での想定であり、実用化の際にはスペックが変更となる可能性がある