株式会社Drone Future Aviation(以下:DFA)は、日本郵便株式会社が大手町プレイスウエストタワーにある日本郵便本社で行った配送試行に参加し、DFAが国内独占取扱権を有する配送ロボット「YAPE」を提供した。DFAは日本郵便が実施した「POST LOGITECH INNOVATION PROGRAM 2017」の採択企業として、「配送ロボットの物流分野への活用実現に向けた実証実験の実施」のパートナーに選ばれたという。
- Advertisement -
同試行では、社内便を14階のメールセンタで積み込んだ後、配送ロボットがエレベーターを呼び出し、9階や6階のオフィスフロアの指定場所で自動的にストップ。メールで到着を通知し社内便を受け渡した後、再びメールセンタへ戻るルートを全て自律走行で実施。エレベーターメーカーと連携し、「YAPE」を用いた屋内におけるエレベーターを含めた自律移動による配送は、日本郵便の公式の試行になるという。
マンションやビル等の屋内環境では、個人宅やオフィスへの配送にあたり、エレベーターなどによる立体的な移動が必要となる。今後は、エレベーター連動を含め、屋内環境での配送ロボットによる荷物等の輸配送実現に向けた取り組みを進めていくとしている。
- Advertisement -
■概要
- 日時:2020年3月3日~3月4日
- 場所:日本郵便 本社 大手町プレイスウエストタワー
- 試行概要:日本郵便オフィス内で配送ロボットによる社内便配送試行を行うことで、ラストワンマイル配送における配送ロボットの可能性を検証し、省人化配送の実現を推進
- 主催:日本郵便