Skydioは、2014年にカリフォルニア州レッドウッドシティに設立された。人間の手と心を解放する飛行ツールを製造するロボティクスカンパニー。IVP、Playground Global、NVIDIA、Accel、Andreessen Horowitzの後援を受けて、近頃4200万ドルのシリーズBを終了し、総額7,000万ドルまで押し上げた。同社の初製品であるセルフィードローンカメラ、R1を発表した。R1のお披露目により同社は、自律飛行ドローンの未来を一歩前進させ、新しい形での映像によるストーリーテリングを実現できることになる。セルフィードローンも数多くリリースされている。このカラーリングを謳い文句はかつてのLilyを彷彿とさせる(註:現在のLilyは全く別物)。
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これまで自律飛行カメラへの夢はひとびとの興味を掻き立ててきましたが、現在のところ、ドローンはまだマニュアルで操縦しなくては使えません。私たちはここ4年間を費やして、完全な自律飛行を実現するのに必要なロボティクスやAIに関する困難な課題の解決に取り組んできました。
R1の持つクリエイティブな可能性にはものすごくわくわくしていますし、この技術によって今後数年のうちには、多くの価値ある一般および商業向けドローンのアプリが使用できるようになると考えています。
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こう語るのはSkydioの共同創業者でもあるアダム・ブライCEOだ。R1の自律飛行に向けた開発は、世界トップクラスの研究者やエンジニアのチームによってイチから行われた。原動力としてSkydio Automy Engineを使うことで周囲の環境を観察し把握することができるため、密集地域や難しい環境にあっても、障害物を避けつつ安全に高速で飛行できる。さらに人間を感知するだけでなくその後の動きまで予測できるため、最もスムーズでシネマティックな映像を撮るためのインテリジェントな決断をリアルタイムで行える。
アスリート、冒険家、クリエイティブな活動を行う人など、アーリーアダプター向けに設計されたR1は、ユーザーをストーリーの主役にすることができる。R1で美しい4K映像を捉えるために必要なツールはたったひとつ、Skydioのモバイルアプリのみ。離陸後、R1にあなたを追跡させればあなたの実力を世界中に披露できる。携帯電話でカメラアプリを操作できれば、R1の操縦も可能だ。