クラウドベースのデータ収集サービスに付随するリスクは、この新しい戦略的パートナーシップによって解消されるかもしれない。
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データ保護ソリューションのプロバイダーであるCicer One Technologies Inc.と、商業用および工業用ドローンのメーカーであるAVIDRONE Aerospace Inc.が提携することを発表した。
2社はAVIDRONE社が独自に持つフライトコントロール&ミッションプランニングソフトウェアを、Cicer One社の保有するポイントツーポイントでグローバルにアクセス可能な情報管理システムと組み合わせた。二社は協力し、安全な完全個人向けフライトコントロールと、データ収集ソリューションをドローンを対象に提供する。
政府機関、大企業、およびドローン産業のユーザーは、データとフライトミッションを100%全て管理する必要性を常に持っています。Cicer One社と提携することで、クラウドベースのドローンコントロールでは実現できなかった『ドローン向けデータ保護ソリューションの構築』が可能となりました。
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とAVIDRONE Aerospace Inc.の創設者兼CEOであるスコット・グレイ氏は述べる。
ドローン業界ではサードパーティのクラウドサービスがインターネット対応デバイスの標準となっています。これによって機密性の高いミッションデータまでも、アクセスや監視のために第三者に見られてしまっています。AVIDRONE社との提携により、お客様にシームレスな製品ソリューションを提供し、ドローン利用者は個人データを所有・管理し、機密情報を第三者のサービスプロバイダーから保護することができます。
とCicer One Technologies Inc.のCEO、ボブ・エンブルトン氏は述べる。
データの保護とそのコントロールは、安全なドローンの運用において世界的に重要視されています。いかなるサードパーティやメーカー、クラウドベースのサービスも、企業、政府機関が、産業に於いてドローンで収集したデータをどう管理しているのかという重要な情報を危険にさらすべきではないと、Cicer One社とAVIDRONE社は考えている。二社の技術を組み合わせることで、ミッションクリティカルなデータを損なうことなく、世界中の複数のユーザーがドローン編隊を操作する新しい方法が生まれて来るだろう。