image by Ars Electronica | SPAXELS
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近年のライトアップやプロジェクションマップに加えいよいよドローンもエンタメの世界でも活躍しそうだ。世界でも有数の大規模ロックミュージックイベント「ROCK IN RIO(ロック・イン・リオ)2017」にドローンが活躍しそうな気配だ。空撮に使用するのではなく、主役としてだ。今年のロック・イン・リオは、9月14から一週間、レディー・ガガやジャスティン・ティンバーレイク、レッド・ホット・チリ・ペッパーズなどのスターが出演する(詳細を見ればその豪華さがわかるだろう)。日本からもBABY METALが出るかも?と噂されている。今年のラインナップはステージでのショーに加え、エンターテイメントとして、ドローンによるショーも行われる。
イベント期間中、リンツに拠点を置くArs Electronicaのドローン「SPAXELS」が、リオデジャネイロのバーハ五輪公園の上空を舞い、毎夜観客を虜にするだろう。そうあのIntelのプロモーションにも使用された群衆飛行の例のドローン達だ。各ドローンにはLEDが埋め込まれており、壮観な光の彫刻をロック・イン・リオの空に描き出す。弦のような雄大な200メートルの波や巨大なエレキギター、そしてもちろんグランドフィナーレではロック・イン・リオのロゴも見ることができる。
■オーストリアのノイリヒテンベルク近郊で撮影されたプロモーションビデオ
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今年3月末、SPAXELSの大群と、私立アントンブルックナー大学の60人編成のオーケストラが出演したティザービデオがテレビで放送された。空中に浮かぶ優れた芸術を見て、撮影隊と共にリンツに到着したロック・イン・リオのプロダクションマネージャーであるヌノ・ピント・ソーサ氏は次のようにコメントしている。
ソーサ氏:大変ワクワクします。SPAXELSは、これからのビジュアリゼーションの分野で必ず大事になってくると思います。