株式会社理経は、新宿駅周辺防災対策協議会メンバー(損害保険ジャパン日本興亜株式会社、SOMPOリスケアマネジメント株式会社、工学院大学、株式会社理経および新宿区の新宿駅周辺防災対策協議会)で構成される「チーム・新宿」による、ドローンを活用した超高層ビル街での災害対応実証実験に参画したことを発表した。
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同実証実験では、新宿西口エリアおよび新宿駅周辺地域において、災害時の情報収集および滞留者誘導を目的に、ドローン活用の実効性と課題の確認が行われた。
■システム概要
災害発生時、現地に設置された本部と各拠点との連携が重要となる。同実証実験ではドローンを用いて地域の状況を把握し、長距離無線通信を利用した拠点間通信により、情報共有を可能にするシステムを構築。これにより、災害時にドローン発着拠点と現地本部、各拠点で映像情報を共有し、ドローンに搭載したスピーカーを利用して滞留者の誘導が可能になる。
情報収集のために必要なインフラとして、理経は協力会社である日東通信株式会社と長距離無線LANシステムの提供・設置工事を行い、現地本部と拠点間で約100Mbpsの無線インフラを構築した。インフラを利用し、アイベックステクノロジー株式会社製エンコーダ/デコーダ(超低遅延対応H.264コーデック)で、ドローン映像を各拠点へマルチキャストおよび、各拠点状況を確認するため、ネットワークカメラ映像のストリーム伝送を行った。
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▶︎株式会社理経