ファンによるトリビュート映像はいつだって面白い。その多くでは、ファンが好きなキャラクターのコスプレを着たり、違うエンディングを撮影したりしている。しかし、SFX(特殊効果)会社とプロのドローンパイロットが組むと、こんなトリビュート映像が出来上がってしまった!!
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ロサンゼルスに拠点を置くSFX会社Corridor DigitalとFPVのスペシャリスト集団Rotor Riotによるこの映像は、Drone STAR WARSと名付けられている。劇中に登場するX-WingとTIEファイターのモデルを使った、4分33秒の大迫力の映像となっている。
同映像では、R2-D2の操縦するX-Wingが砂漠、湖、橋、森などを、いとも簡単そうに旋回しくぐり抜けていく。Rotor Riotは同映像のメイキングも公開しており、ファンにとっては天国とも言えるこの4分間の映像を作るまでの過程も見ることができる。
Rotor Riotの創設者Chad Kapper氏は、活動について次のようにコメントしている。
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Kapper氏:我々は主にYouTube上のコミュニティにフォーカスしている。Rotor Riotにいる4人のパイロットは、ドバイのWorld Drone Prix、Drone Nationals、Drone worlds等あらゆる世界のビッグイベントに関わっている。また最近、我々のストアで高性能なドローンのパーツの販売も始めた。私は2010年にFliteTestというチャンネルを始め、今となっては50万人近くの登録者がいる。もともとは、ドローンがホビーやスポーツとして広まりを見せる中で、高性能なドローンコミュニティを代表するために作った。今は、FPVクアッドコプターについて最も情熱的な人々を代表していると考えている。
では、今回のSTAR WARS映像を作るきっかけは何だったのだろう?
Kapper氏:Corridor DigitalのSamが、通常の飛行や一般的なRCプラットフォームでは不可能なコンセプトの動画の空撮を必要としていた。可能な限り速くてダイナミックな動きを求めていた。NikoとWrenはドローン愛好家で我々のことを知っていたから、僕らのことを薦めてくれて、Samと連絡をとるようになった。
Rotor Riotの活動を言い表すのは難しい。エンターテインメントであり、情報発信でもあり、そしてただFPV技術で遊んでいる集団でもある。同時に、業界屈指のパイロットの集団でもある。もしあなたがドローン好きであれば、彼らのYouTubeチャンネルを気に入ることは間違いないだろう。