スケジュールの管理、音楽の再生、プレゼン資料の編集などとあらゆるシーンで活躍するiPhone。今や欠かせない存在。そんなiPhoneが、ついに空も飛べるようになるかもしれない。iDrone Labが構想を発表したポケットサイズのデバイス「iDrone」をiPhoneに装着すると、お馴染みのiPhoneを高性能のマルチコプターへと変身させることができる。
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折り畳みも可能な最先端のデザインが施されたiDroneは、誰にでも操作及びメンテナンスができる設計になっている。操作はiDroneアプリが搭載された別のiPhoneまたはiPadから行う。
高性能なカメラを搭載しているiPhoneを空に飛ばすことで、写真撮影はもちろんのことHD動画やパノラマ画像なども空中から撮影することができる。iDroneには通信機能も付くため、WiFi、GSM 900/1800/1900、3G、LTE経由でビデオのライブストリーミングや写真の共有を行うこともできる。他にも自動離着陸機能、障害物検知や自動操縦機能(指定したルートの飛行、指定場所への帰還、追従、空中”Selfie”)、夜間飛行時に向けた強力なスポットライトとナビゲーションライトも持ち合わせる予定である。
iPhoneの多彩な機能をそのまま活用することができるため、アップデート次第でiDroneの機能はまだまだ拡張する可能性がある。それも、iDroneのデバイスはそのままに、iDroneアプリのアップデートだけで機能を追加することができる。アプリはオープンソースなため、誰でも実装することができる。iDrone Labは現在、iDrone販売に向けて準備中であるという。iPhoneが空を舞う日は実際に来るのだろうか??
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iDroneの仕様は以下の通り
- 35Wのブラシレスモーター×4
- スピードコントローラー×4
- GWSプロペラ×4
- サーボモーター×5
- Bluetooth BLE マイクロコントローラー
- 赤外線センサ×4
- 超音波高度測量器
- 3WのLEDスポットライト×2
- ナビゲーションライト
- 1500mAh / 2000mAhのLipoパック
- USB Lipoチャージャー付きUSBポート
サイズ:165×65×30mm
重さ(単体):250g
重さ(iPhone+iDrone):380g
エンジン推力:約500g
素材:ショックプルーフのプラスチックおよびカーボン
連続飛行時間:15~20分(追加電池パックも別途購入可能)
対応機種:iPhone 5/iPhone 6
iPhoneカメラを使用するため、カメラの仕様はiPhoneと同様、
他にもiPhoneに標準搭載の以下の機能を利用可能である。
- 3軸加速度センサ
- 3軸ジャイロセンサ
- 3軸デジタルコンパス
- 気圧/温度/湿度センサ