DJIのOsmo Pocket シリーズに待望の新世代、Osmo Pocket 4が登場。前世代のOsmo Pocket 3が大ブレイクし、SNSから地上波まであらゆるメディアで目にしないことはないくらい世の中に普及してから約2年ぶりのリリースになります。
そんなみんなのアイドル的存在、Osmo Pocketの魅力は、小型ボディにジンバルが搭載されていることでしょう。スマートフォンやアクションカメラよりも軽量だから、女性でも片手で持ちながらストレスなく撮影できるお手軽さも幅広いユーザーに愛されるポイントと言えます。早速、Osmo Pocket 4 クリエイターコンボを使ってみました。
まるで"化粧ポーチ"! オールインワンで万全体制の「クリエイターコンボ」

同梱物は、なんと本体を含めて15アイテムも揃っていることに驚き。補光ライト、マイク、三脚、広角レンズ、バッテリー消耗を解消するハンドルまで、いつでもどこでも思い立った時に撮影できる、オールインワンなセットになっています。「あれも買わなきゃ」というオプション購入も避けられる、まるで”化粧ポーチ”のような万全体制のコンボです。
Osmo Pocket 4 クリエイターコンボの同梱物
- Osmo Pocket本体
- バッテリーハンドル
- ジンバルクランプ(保護カバー)
- 補光ライト
- 広角レンズアタッチメント
- DJI Mic 3 トランスミッター(ウィンドスクリーン、クリップマグネット/マグネット、チャージケーブル付き)
- Osmo ミニ三脚
- PD規格対応ケーブル(Type-C – Type-C)
- リストストラップ
- キャリーバッグ
- キャリーポーチ

Osmo Pocket 3と比較!バランスよくアップグレードして、さらに撮影しやすく
気になるスペックを前世代のOsmo Pocket 3と比較してみると、イメージセンサー、ダイナミックレンジ、トラッキング機能、ズームなどが向上。さらに高画質でシーンの幅を広げてくれる撮影ができるようになったと言えます。個人的には美肌フィルターが内蔵されたことが印象的で、女性に限らず自撮りなど人物を被写体にするブイロガーの要望を叶えたのでは、と。
さらに107GBもの内蔵ストレージが搭載されたことは、うっかりSDカードを差し忘れてしまう私にとって、とっても有り難いポイントです。バッテリーの持ちも少しよくなるなど、満遍なくアップグレードされたことがわかります。
Osmo Pocket 3との比較
| Osmo Pocket 4 | Osmo Pocket 3 | |
|---|---|---|
| イメージセンサー | 新開発1インチCMOS & 14段ダイナミックレンジ | 1インチ CMOS |
| 最大録画仕様 | 4K/240fps | 4K/120fps |
| カラーモード | 10bit D-Log | HLG/D-Log M |
| トラッキング機能 | ActiveTrack 7.0 | ActiveTrack 6.0 |
| ズーム | 2倍ロスレスズーム OP4は撮影中のズーム、アクティブトラッキング、D-Log、写真モードに対応 | 2倍ロスレスズーム 低照度動画、スローモーション、モーションラプスでは非対応。また、撮影中のアクティブトラッキング、D-Log、写真モードでのズームには対応なし |
| 美肌フィルター&フィルムトーン | 内蔵美肌フィルター、アプリの美顔効果、フィルムトーンに対応 | アプリの美顔効果に対応 |
| ストレージ&高速ファイル転送 | 内蔵107GBストレージ Wi-Fi 6 & USB 3.1対応:無線転送最大90MB/秒、有線転送最大800MB/秒 | 内蔵ストレージなし Wi-Fi 5.0 & USB 2.0転送対応 |
| レンズ | フォーマット換算:20mm 絞り:f/2.0 焦点範囲:0.2m〜∞ | フォーマット換算:20mm 絞り:f/2.0 焦点範囲:0.2m〜∞ |
| 写真解像度 | 37MPアップグレード且つライブフォトの撮影をサポート | 約940万画素(9.4 MP) |
| バッテリー容量 | 1545 mAh | 1300 mAh |
| サイズ | 144.2×44.4×33.5 mm(縦×横×高さ) | 139.7×42.2×33.5 mm(縦×横×高さ) |
| 重量 | 190.5g | 179g |
新1インチCMOSセンサー搭載・ActiveTrack7.0に進化、より高画質撮影を実現
Osmo Pocket 4の主な特長は、1インチCMOSセンサー搭載、ダイナミックレンジは14ストップに、10bit D-Logにも新たに対応して、さらに高画質撮影ができるようになったこと。トラッキング機能もActiveTrack7.0にアップグレードし安定性も向上しています。
録画画質の向上を動画撮影ほぼ素人の私ですら実感できるおかげで、撮影が楽しくてたまらない。DJIガジェットをレビューさせていただき、かれこれ5年近く経ちますが、初めて自ら動画編集してVlogを制作してみようというモチベーションまで上げてくれました。
行きつけのとあるカフェの小さな中庭だけで撮影したにすぎないけれど、いくつかのシーンをそのままDJIの専用アプリ「DJI Mimo」で感覚的に編集でき、すぐに1本完成してそのままSNSに投稿できるのは、動画編集のノウハウが乏しい私にとって、すごく快適だとあらためて体感。
静止画は"自然なぼかし"で大満足なクオリティ、スマホよりも活躍しそう

またOsmo Pocket 4は、動画にとどまらず静止画の解像度が9MPから37MPに向上したことで写真撮影も優秀に。何もしなくてもオートフォーカスが効いて、一眼レフカメラのように絞りを調整したり、iPhoneのポートレート機能(ぼかし撮影)を使ったりしなくても、自然に背景をぼかしてくれるので静止画を撮るのにも大活躍してくれそうです。
4K低照度ビデオダイナミックレンジで、夕暮れどきや夜景も映える
Osmo Pocket 4は、低照度モードもさらに進化させて、スマートフォンのカメラやOsmo Pocket 3と比べてダイナミックレンジが大幅に向上。暗いシーンをよりクリアで詳細に、夕暮れどきや夜間の撮影も自然な明るさに仕上がります。
マグネット式で瞬時に装着できる、補助ライトも万能アイテム

Osmo Pocket 4 のクリエイターコンボに含まれているアイテムのひとつ、補助ライト。もちろん美肌ライティングのために必須アイテムとなっていますが、小さいサイズながら調光・調色もできるので、動物にも活用できちゃう。ワンコのお顔もしっかり写ってgood、愛犬家にもおすすめの万能アイテムです。
シネマティックで「エモい」、スローモーション撮影
Osmo Pocket 4を使ってみて、個人的にいちばん「これは楽しい!」と撮影のテンションが上がったのがスローモーション撮影。Osmo Pocket 3の4K120fpsから業界トップクラスの4K240fpsにアップグレードし、より滑らかなスローモーション撮影が可能になったことで、電車の踏切でも対向列車がまるで恋人たちがすれ違う、まるで映画のワンシーンのように”エモーショナル”なシーンをとらえられました♡
4K2倍ズームと操作性アップで、ユーモアのある表現に
また画面下に新たに2つのボタンが追加されたことも、Osmo Pocket 3のボディからデザインが変わった大きなポイントに。ズーム操作がしやすくなったと同時に、カスタムボタンを使って操作性も上がったことで、撮影中に広角から中望遠まで2倍率でシームレスにズームできるようになりました。さらにズームは、ActiveTrack 7.0、D-Log、写真撮影でも利用可能。
あなどるなかれ「美肌効果」、被写体になることの勇気をもらえる

Osmo Pocket 4は、美を重視するユーザー、そして気楽に自撮りできなくなったアラフィフの私にとっても優しくなりました。高度な内蔵ビューティーフィルターを搭載し、専用アプリ「DJI Mimo」を活用することで、肌を滑らかに、肌色を明るく、肌の色味を暖かくまたは冷たく微調整できるように。そしてアプリの画面をよく確認すると、美肌・美白効果だけではなく小顔、小鼻、口や瞳のサイズ、リップ(口紅)、歯のホワイトニングまで!それぞれ調整できるので”加工してませんよ風”に加工することができます(笑)。
とにかく表現が多彩!持ち歩くだけで、ワクワクする”愛機”認定

自撮りに欠かせないジェスチャーコントロールもかしこくなり、手のひらをかざしたり、ピースサイン(慣れるまで恥ずかしい…)をすることで動画の録画開始/停止、アクティブトラックの有効/無効化が操作できちゃう。

数カ月前、DJI Osmo Action 6が登場し「わたしはAction派だな」とマクロレンズも揃えて使いはじめたのですが、すでにOsmo Pocket 4を愛機にしようとしている自分がいます。Osmo Pocketのオールマイティ性は素人からプロまで、若者からアラフィフの私まで、ハートを揺さぶられる魅力があることをあらためて実感しました。こうやってDJIガジェットの沼にハマっていくのでした…(続く)。