Hover CameraでおなじみのZero Zero Roboticsがまた新しいドローンをローンチした。
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次のドローンの10年を考えるとこのデザインになったという。それが、V-Coptr Falcon(以下:V-Coptr)だ。
V-Coptrは、50分連続飛行を実現するという。何もこの形は奇をてらうわけではなく、実際にV-22オスプレイなどの軍事用に採用されているティルトローターテクノロジー、非線形ダイナミックモデリングおよび制御アルゴリズムをヒントにV字型デュアルローターのデザインに行き着いたという。
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特許取得済みのブレード設計とV字型デュアルローターにより安定性があり、飛翔音も小さく抑えられているという。HOVERCAMERAでも実装されていた視覚追跡アルゴリズムはさらに強化されている。
同じペイロードの下で同じサイズの従来クワッドコプターよりもV-Coptrの方が推進力があるという。機体は持ち運び用に折りたたみ可能で、その折りたためば、一見DJI Mavicに見えないこともない。
V-Coptrは、3軸メカニカルジンバルが実装され、30fpsおよび12メガピクセルの写真で4Kビデオ撮影が可能だ。ソニーとQualcomm ISPによる1/2.3インチCMOSが採用されている。
Zero Zero Roboticsは元々スタートアップで、3000万ドルのシリーズBをクローズした後、シリーズCを調達するプロセスにある。Zero Zero RoboticsのCEOであり創設者のMQ Wang氏は、以下のように次のように述べている。
V-Coptrは2年半の研究開発の成果であり、私たちは非常に誇りに思っています。可能なことへの期待に挑戦し続け、さまざまな顧客セグメントにサービスを拡大することを楽しみにしています。
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V-Coptrは、すでに予約注文を受け付けており、価格は999ドルだが、12月31日まで699ドル。2020年2月に出荷が開始される予定だ。なお技適などレギュレーションの問題もあり、日本での販売はまだ予定されていない。