Janis Kuze氏(左)、Alexey Dobrovolsky氏(右)
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ドローンが生み出す光のショーは、ただのエンターテーメントではない。それはドローンが集まることによってできる素晴らしいことを示している。ラトビアで5年前に設立されたスタートアップであるSPH Engineering社は、すぐに実現可能な製品を提供している。
同社のドローンの「群衆」管理ソフトウェアUgCS DDCは、どんなドローン・エンターテイメント産業のプロフェッショナルも、数週間でドローンの群衆飛行のショーを企画実現可能で、さらにUgCS DDCの提供するツールは、ドローンと付属の照明、その他ショー用器具を、音楽やライブ・パフォーマンスとともに素晴らしいアウトドア・ショーに組むことができるという。
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ドローン愛好家たちが起業したSPH社は、多くの商用業務を遂行可能なUgCS DDCという特徴的な製品を開発した。土地調査からソーラーパネル、送電線検査までと、驚異的な種類の事業を行うことができる。同社によると、DDCは複数のドローンをコントロールすることが必要で、プロフェッショナルの調査ソフトウェアから開発された。
UgCSドローンダンスコントローラー(DDC)は、驚くほど素晴らしいショーを作り上げるために、照明、花火、発煙機、その他搭載物の付属したドローンの群れを管理するために開発されました。ドローンの群れの動きは、3Dアニメーションソフトウェアで生成することができます。それはプラグイン経由でドローンの飛行経路をたどりますが、UgCS DCCと繋げたたった一つのパソコンから管理できるのです。
前準備された飛行経路に沿ってスムーズに踊るように動き、音楽と一緒に3Dの図形やブランドロゴ、言葉などを表現するドローンの群れが観るのは驚きの連続です。バラエティにとんだ搭載物を選べるので、どんなショーも『わっ』と驚くようなエフェクトを生み出すことができます。例えば日中のショーであれば発煙機を使ったり、ナイトショーにはLEDライトや花火を使ったり・・・。
UAVエンターテイメント産業にこのソフトウェアが参入することで、従来のイベント、例えば全国フットボールリーグやオリンピック、音楽フェスティバルの開会式で観客の楽しめる幅が大きく広がるでしょう。
と語るのは営業部長のJanis Kuze氏。
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UgCS DDCとコンピュータが一つあれば、一人で最大100のドローンを動かすことができる。SPH社のこの開発により、ほかの企業が自社のポートフォリオにドローンショーを加えることも容易になった。同社のプレスリリースによれば、「UgCS DDCドローンショーのために、SPH Engineeringはいつでも使える製品を開発しました。ドローンにはArduCopter(オープンソース)やRTK GPS、RGB LEDモジュール、Wi-Fiアダプターが付属されています。
またドローンの動きは、Blender(オープンソース)のような3Dアニメーションソフトウェアで生成することができ、それはUgCSの飛行経路へと変革します。統合されたArt-Netプロトコルにより、ドローンの群衆飛行スムーズな動きを可能にし、レーザーやビーム等とともにアウトドアショーに組み込まれることが可能になりました。
とAlexey Dobrovolsky 同社 CTOは説明。UgCS DDCのベース価格は、20,000ドルから様々なカスタマイズに対応してくれると言う。