周知の通り、様々な国で用途に合わせてドローンの実用化が進んでいる。ThalesのドローンFulmarの初の出荷先はマレーシアに決まった。Thales社は、航空宇宙分野、防衛分野、安全保障分野での情報システムと各種サービスを提供しているフランスの大手電機企業だ。今回マレーシア海上保安部によって6体のFulmarが導入決定された(Fulmarの製品名の語源はフルマカモメというカモメの一種から取られている)。
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このFulmarはミニUAVのカテゴリーに分類され、大きさは3.1m、重量は19kg、高度3,000mまで上昇可能で時速150kmで飛行が可能だ。航空力学に配慮されたデザインにより、低燃費で8時間の飛行ができ、補給無しで800kmまで移動できるという。今回のスパニッシュデザインは陸上と海上向けのバージョンだ。Fulmarは競争力のある製品であり、様々な要求に応えてくれて、他の環境に関するソリューションとも合わせて非常に意義のある成果を出してくれるだろう。
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