Joby Aviation
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Joby Aviationは、eVTOL機Joby S4の実寸スケールモデルを展示。やはり実寸でみると次世代のエアモビリティ感にあふれているデザインだ。今アメリカでFAAの型式認証を取得するためのプロセスをすすめており、実際に米空軍も機体のフライトテストを初めるなど、開発を加速させている。
Joby Aviationは機体を外販せずに、自ら運航サービス事業を展開するとしている。日本では、一般向け(toC)はANA、ビジネス向け(toB)は朝日洋航と提携しており、それぞれ共同で事業する予定だ。
2025年の大阪万博では様々な空飛ぶクルマの運航が予定されているが、Joby Aviationは確実に飛行させると見られている。
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Honda eVTOL
Hondaは、開発中のHonda eVTOLの5分の1スケールモデルと、ガスタービンエンジンを展示した。Honda eVTOLの開発は日本とアメリカで別れており、機体はアメリカで、ガスタービンエンジンは日本で開発している。
アメリカの機体開発チームには、HondaJetの開発メンバーは当然、F1や四輪開発経験者も参加しているという。今は実寸よりすこし小さいスケールで、飛行させて実証実験をすすめているという。
Honda eVTOLは、他社のようにバッテリー駆動ではなく、ガスタービンエンジンをつかったハイブリッドeVTOLだ。開発中のガスタービンエンジンの燃料はSAFを想定しているが、緊急事態には灯油などでも可能だという。
ハイブリッドeVTOLは、バッテリーよりも長距離飛行できるのも大きなメリットだが、軽くて信頼性が高いのも強みだという。またバッテリーの場合、給電施設が必要となるが、ガスタービンエンジンであれば燃料(SAF)があればどこでも給油できるエアモビリティになる。
エンジン以外にもバッテリーを装備しており、離陸と着陸時に補助動力として稼働する。これはホンダのハイブリッドカーと同じ仕組みだという。またエンジンが停止した緊急時にバッテリー駆動で安全に着陸するための用途もある。現時点では、自社製のリチウム電池を装備する想定だ。
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スケジュールとしては、2030年以降にまずアメリカで型式認証を取得して、ローンチするという想定は変わっていないという。なぜなら、いまアメリカの航空管制がとても混雑しており、eVTOLなどの新しくエアモビリティが入り込める余地が少ないという。これはFAAによって2028年までに解消する予定だというが、制度設計含めて環境整備に時間がかかる想定をしているという。
事業展開の方向性も、自らサービス事業になるか、どうかはまだ決まっていないという。最初は、操縦者が操縦することを想定しているが、将来的には無人運航になることを見据えている。
今年のHondaブースでは、HondaJetの実寸モデルを展示しており、注目を集めている。来年や再来年には、Honda eVTOLの1分の1スケールモデルを持ってきたいとのことで、今後はHondaブースの目玉になりそうだ。
SUBARU
SUBARUは、「AIR MOBILITY CONCEPT CONCEPT」を初公開。SUBARUが目指す、「より自由な移動」の未来を示したコンセプトモデルだ。現在、航空宇宙と自動車のエンジニアが協力し合い、飛行実証を進めているという。
SkyDrive
SkyDriveは、スズキブースで、空飛ぶクルマ「SKYDRIVE(SD-05型)」の1/5スケール模型を展示した。SKYDRIVE(SD-05型)の開発は進んおり、来年にはテスト用実機をスズキの工場で製作する予定だという。
有人試験機「SD-03」のフルサイズ模型も展示されており、実施に搭乗が可能だ。来年のJAPAN MOBILITY SHOWでは、SKYDRIVE(SD-05型)のテスト機の展示を期待したい。
AirX
AirXは、EHang「EH216-S」を展示。中国航空局から型式認証を取得して、中国国内では定期運航が可能となった。
今後ヨーロッパでも型式認証の申請に入るとのことで、ヨーロッパで型式認証を取得できれば、日本での型式認証も見えてくるのではないか。EHangは、新型機の型式認証の申請にも入るとのことで、今後も注目だ。