一般公開初日となる4月26日。キーノート会場の入り口には午前8時半ごろから人が集まり始め、開催の口火を切る基調講演が午前9時から始まった。
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AUVSI、今後の方向性
オープニング映像ではキーノートスポンサーのAuroraとSkydioのビデオリールが流され、AUVSIのマイケル・ウィルバー氏が登壇。2022年がAUVSI設立50周年になる節目の年であることに触れ、Autonomy for Allをキーワードに、現在のメンバーや未来のメンバーや関わるすべての関係者が協力して、ポリシーメイキングやコミュニテイ作りを進めていこうと語っていた。
次にAUVSI会長のブライアン・ウェイン氏が登壇。50周年を記念してロゴを変えるなどリブランディングし、より一層関わる業界全ての凝集(Industry Cohesion)がキーだと強調していた。また昨今のジェンダー問題の流れを受け、Unmannedという呼び名もUncrewedと変えていく方向性を示していた。
その後、世界最大級のコンベンションオーガナイザーであるメッセ・デュッセルドルフの北アメリカ担当トム・ミッチェル氏をステージに招き、ウクライナ難民を支援している彼らとの連携を発表していた。
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その後、フロリダ州のフロリダ・パワー・ライン電力会社とPerceptoとの取り組みがトーク形式で紹介され、続いてEnsriのトーマス・オールソン氏が輸送トラックの遠隔操縦の事例を紹介していた。
業界向け新情報交換プラットフォーム発表
最後にAUVSIが新たな業界向け情報交換プラットフォームとしてAVILLEを発表。AVILLEでは、様々な学習コースや、ウェビナー、就職情報、書籍などのリソース情報、コミュニティーフォーラムなどの機能を準備する。プラットフォームのローンチは2022年中旬となる模様。
本格的に無人機が一般社会で活躍する機が熟してきたようだ。
余談だが、キーノート最後にステージ上から投げられたTシャツを空☆ひろし氏がちゃっかりGetしていたことを報告しておこう。