OSMO ACTIONの全貌が!
5月16日開催されたDJI JAPANの新製品「Osmo Action」発表会の様子をレポートします!発表会は虎ノ門にあるTHE COREで11時から開催されました。開場前には20名ほどの行列ができ、新商品の注目度を伺えました。
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発表はDJI JAPANのコンシューママーケティングディレクターの川中良之さんとプロダクトマーケティングマネージャーの皆川正昭氏によって行われました。「DJIはクリエイターに寄り添い、決して妥協しない」というメッセージが印象的でした。
発表会では、ゲストスピーカーでマウンテンバイクプロライダーの永田準也氏とDJI JAPANが制作したプロモーションビデオも上映されました。
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永田準也さん
Osmo Actionが取り付けられたマウンテンバイクが森の中のコースを縦横無尽に駆け巡るダイナミックな映像です。撮影の際に、普段永田さんが見ている景色により近づくように、永田さんが愛用されているOakleyのPRIZM™‐プリズムレンズテクノロジーをOsmo Actionに取り付けられた映像もありました。このレンズを使うことで、競技中でもくっきりとした視覚を得る事ができるそうです。
OakleyのPRIZM™‐プリズムレンズテクノロジーを取り付けたOsmo Action(非売品)
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実際に触ってみると…
早速、実機を体験させて頂きました。重さはほとんど感じることはなく、片手で長時間持っても、全く気にならないサイズです。操作性はOSMO POCKET同様、直感的な操作感なので、説明書を熟読したりする必要もなく、持ってすぐに楽しめました。会場の外で簡単に色々な映像を撮影して見ました。
普段アクションカメラを使う機会は少ないのですが、デジタル一眼レフなどに比べると気軽に扱えるので旅行やアウトドアなどのアクティビティーではかなり使えそうだなと感じました。曲面や平面にOsmo Actionを取り付ける事ができるマウントアクセサリーが最初からセットでついているのもありがたいです。その他に別売りアクセサリーでNDフィルター4種、フローティングハンドル、充電ハブなどが取り揃えられています。
NDフィルター
保護フィルターを外してNDフィルターを取り付ける事ができる
さらに、防水ケースを利用すると水深60mまでカメラを保護してくれます。防水ケースがなくても水深11mまで撮影可能です。
防水ケースを取り付けた状態
特筆すべき嬉しい機能は、アクションカメラ特有の広角レンズ感を補正するための歪み補正です。広角レンズはスピード感や臨場感を出すには良いのですが、やはり映像の歪みが気になってしまいます。そういった意味で、Osmo Actionを日常的に使用する場合、この歪み補正が大活躍する事は間違いないと思います。また外観的特徴に前面に1.4インチのスクリーンが搭載されています。
フロントスクリーン
2.25インチタッチスクリーン
このスクリーンによって、自撮りをしながらフレームを確認する事ができます。一点、フローティングハンドルにRECボタンなどが搭載されていればパーフェクトでした!
フローティングハンドルを取り付けた状態
ファーストインプレッションとDJIへの期待
他撮りするにも自撮りするにも、本体のボタンを一度操作してからフローティングハンドルを握る必要があるので、決定的な瞬間を逃す可能性もあります(スマホのアプリで操作すれば改善されるが、片手でOsmo Action、もう片手でスマホを操作はかなり困難かも)。ただ、電源を入れていない状態でRECボタンを押せば素早く撮影できる「Snap Shot」機能がこの辺りをカバーしてくれそうです。
今回はカメラを体験する時間はわずかでしたので十分な撮影はできませんでしたが、満足のいく映像を撮影する事ができました。広角の補正については、ある程度補正されていますが、やはり画面の隅に人物は置きたくないなといった印象です。手ぶれ補正については細かい設定の部分を確認する事ができず、補正が効いているのか効いていないのか確認できませんでしたので後日レポートします。カラーについては、ノーマルとD-Cinelikeがありました。編集でどんな色合いが出せるのか、とても楽しみです。
「Osmo Action」は明日5月17日発売開始で、販売価格は44,820円(税込)です。次は、開封やさらに操作感など実際に使い込んだ内容でお送りしたいと思います。