S2は、高度なVIOおよびSLAMアルゴリズムを搭載し、高品質で信頼性の高い点群データの生成が可能なスキャナーだ。さらに、「FJD Trion Scan」および「Trion Model」点群処理ソフトウェアと統合し、サポートベスト、ドローン、MMS、四足歩行などの多様なアクセサリーを活用することで、測量現場におけるデータ取得と処理の効率を大幅に向上させることができる。
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製品特長
コンパクトながら多彩な機能
FJD Trion S2は、カメラ、IMUを内蔵し、RTKアンテナもデフォルトで搭載し、高い集成度を実現したコンパクトな設計が特徴です。重量はわずか1.8kgで、負担なく持ち運びが可能。
さまざまな測量プロジェクトで活躍します。S2はデフォルトでアンテナを付属し、軽量かつポータブルな設計により、正確な位置情報を取得でき、利便性を向上する。

S2は、バッテリーが2個搭載され、1個1.5時間、二個合わせて3時間の稼働時間と512GBのストレージを備えた頑丈なスキャナーだ。これにより、複雑な都市の建設現場や野外の大規模プロジェクトで、効率よく作業できる。
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マルチSLAMアルゴリズムによる高精度なデータ出力

2台の12MPカメラを内蔵し、高度なVIO(Visual-Inertial Odometry)とSLAMアルゴリズムで高解像度画像を生成することで、トンネル等特徴点の少ない環境でも正確なデータを得ることができる。またリアルタイムの点群生成とカメラの視覚化が可能になり、オペレーターは現場でデータの品質を確認可能だ。
絶対座標化済み点群
統合されたRTKモジュールにより、外出先で絶対座標化済み点群を直接取得できる。RTKとPPK のサポートにより、密集した樹冠やその他の信号が届きにくいエリアでも正確なデータ収集が保証される。さらに、日本現地な座標系やジオイドを備え、面倒な座標変換が不要だ。
豊富なアクセサリー

サポートベスト、延長ポール、バックパックなどの実用的なオプションアクセサリーを用意しており、延長ポールを使用すれば、手の届きにくい場所でも点群データをスキャンできる。
S2は FJD Trion Scan and Model点群処理ソフトウェアとシームレスに統合されます。データのキャプチャから最終納品まで、現場からオフィスまでのワークフローを合理化する。
3種類の製品を提供
使いやすさを追求して設計されたTrion S2シリーズは、さまざまな測定ニーズに対応する3つの異なるモデルを提供。すべてのモデルは、優れた相対精度1.2cmを誇り、360° × 270°の広範囲な視野に対応。これにより、最小限のセットアップ調整でスキャン環境を網羅できる。
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S2
レンジ | 120 m @ 80% 反射率 80 m @ 10% 反射率 |
チャンネル数 | 16 |
毎秒点群 | 320,000 pts/s |
FOV | 360° x 270° |
安全性 | 目に安全なクラス 1 / 905nm |
使用場面 | 測量、林業、建築、建設など一般的な現場調査 |
S2 PRO
レンジ | 120 m @ 80% 反射率 80 m @ 10% 反射率 |
チャンネル数 | 32 |
毎秒点群 | 640,000 pts/s |
FOV | 360° x 270° |
安全性 | 目に安全なクラス 1 / 905nm |
使用場面 | 電線など反射強度が弱いシチュエーション |
S2 MAX
レンジ | 300 m @ 80% 反射率 80 m @ 10% 反射率 |
チャンネル数 | 32 |
毎秒点群 | 640,000 pts/s |
FOV | 360° x 270° |
安全性 | 目に安全なクラス 1 / 905nm |
使用場面 | 車載、ドローン搭載が必要な場面 |