国立大学法人東京大学では、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)「次世代空モビリティの社会実装に向けた実現プロジェクト(通称:ReAMoプロジェクト)」において、「ドローンの性能評価手法の開発/次世代空モビリティの安全認証および社会実装に求められる性能評価手法に関する研究開発」に係る委託事業(以下、本事業)を実施している。
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本事業では、無人航空機の許可・承認や運用に必要な安全性に関する証明/認証手法を研究開発し、航空業界の標準化のコミュニティと協調し、国内外で標準化活動等を実施しています。実施事項の一項目として、第一種/第二種の機体認証/型式認証の適合性証明手法として活用可能な証明手法の検討を実施している。
本事業の一環として、業界関係者に対し、無人航空機の機体認証/型式認証への理解を深める情報を提供することを目的とした「インストラクション」を、一般社団法人日本産業用無人航空機工業会(JUAV)の協力のもとで開催している。
第8回インストラクションでは、「無人航空機の型式認証取得に向けた適合性証明計画(CP)」をテーマに、特に型式認証等を申請する際の重要なポイントに焦点を当てた解説を行い、本解説を収めた動画(全2時間)を公開する。
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この動画では、「無人航空機の第二種 型式認証等の取得のためのガイドライン解説書(Ver1.1)」(以下、解説書)のうち、「無人航空機の型式認証等の取得のためのガイドライン 型式認証プロセス適合性証明計画(CP) 解説書」に基づき、型式認証プロセスにおける適合性証明計画の詳細について解説している。
さらに、国土交通省航空局 安全部 航空機安全課 航空機技術審査センターより専門的な補足情報もいっしょに、申請手続きに役立つ実務的なアドバイスも交えて説明している。
以下のような方におすすめの講座だ。
● 無人航空機の型式認証を申請予定の方
● 適合性証明計画に関する具体的な進め方を知りたい方
● 解説書のポイントを理解したい方、内容を深めたい方
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講義内容
1.講師・アドバイザー・ファシリテーター紹介
2.「型式認証プロセス適合性証明計画 解説書」の構成 (6:55~)
3.適合性証明計画の目的 (17:05~)
4.適用基準等について (38:15~)
5.適合性証明方法について (53:25~)
6.適合性証明計画(案)および必要書類の作成 (1:18:25~)
7.適合性証明計画の合意 (1:32:00~)
8.適合性検査表について (1:36:20~)
9.均一性基準に関する適合性証明計画 (1:43:25~)
講師:松橋 雅彦氏(一般社団法人 日本産業用無人航空機工業会 理事)
アドバイザー: 国土交通省 航空局 安全部 航空機安全課 航空機技術審査センター(AECC)
ファシリテーター:片山 康弘氏(一般社団法人 日本産業用無人航空機工業会 事務局次長)
五十嵐 広希氏(東京大学)