※超小型人工衛星EYE
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これらの衛星はそれぞれSSCCの光端末を搭載し、衛星同士および地球上の端末との間で高データレートのLasercomリンクを確立することで、SSCCの光通信技術を披露する。これらの衛星は2026年に打ち上げられる予定だという。
ソニーは、国際宇宙ステーション向け小型光通信システム(SOLISS)ミッションの下、宇宙光通信技術の開発を開始した。SOLISSは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)とソニーの共同プロジェクトであり、 SSCC設立前の2020年3月に軌道上での運用に初めて成功した。
SSCC代表の岩本恭平社長は、次のようにコメントする。
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この重要なプロジェクトでアストロデジタルと提携できることを大変嬉しく思います。宇宙探査と宇宙旅行が拡大し続ける中、効率的で信頼性の高い通信の必要性が極めて重要になります。小型で高速、大量のデータ転送が可能で、無線周波数システムに比べて本質的に高いセキュリティを備えたレーザーは、宇宙通信の業界標準になると確信しています。Astro Digitalとのこのコラボレーションは、宇宙通信の限界を押し広げるというSSCCの取り組みをさらに強化するものです。
Astro DigitalのCEOであるクリス・ビディ氏は、次のようにコメントする。
ソニーの技術は、商業宇宙産業に大きな影響を与える準備ができています。Astro Digitalは、飛行実証済みのCorvus衛星バスプラットフォームを活用して、軌道上でソニーの高性能レーザーコム端末をホストし、その運用を実証することを楽しみにしています。
SSCCのLasercom端末は、イノベーションの最先端にあるという。レーザー・アライメントにソニーのBlu-ray技術を活用したこれらの端末は、最先端のパフォーマンスと信頼性を提供する。
さらに、小型衛星向けに最適化されているため、効率を犠牲にすることなく低コストのソリューションを実現できるとしている。
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ソニー、宇宙光通信事業を行う新会社「Sony Space Communications Corporation」を設立発表