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ミッションの科学機器チームは現在、残りの2つの機器の再調整手順を検討しており、これは今後数週間以内に実施される見込みだ。この成果は、宇宙船を通常運用に回復させるための大きな進歩を示すものだという。
4月、最初のコンピュータ問題から5か月のトラブルシューティングを経て、ミッションは、科学機器を含む搭載システムの健全性と状態に関する使用可能なエンジニアリングデータを宇宙船から送信し始めることに成功した。
5月17日、チームは46歳の宇宙船にコマンドを送信し、地球への科学データの送信を再開した。ボイジャー1号は母惑星から150億マイル(240億キロメートル)以上離れているため、光が宇宙船に到達するまで22時間半以上かかり、信号が地球に戻るまでに22時間半かかる。その結果、チームはコマンドが成功したかどうかを確認するためにほぼ2日間待たなければならなかった。
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プラズマ波サブシステムと磁力計機器は現在、使用可能な科学データを返している。ボイジャー1号を通常運用に戻す取り組みの一環として、ミッションは宇宙線サブシステムと低エネルギー荷電粒子機器の作業を続けている。(ボイジャー1号に搭載されている6つの追加機器は、探査機が土星を通過した後、動作しなくなったか、オフにされた)
昨年、ボイジャー1号が科学データや工学データを含まない信号を地球に送り始めたため、通常の運用が中断された。チームは最終的に、この問題は宇宙船の 3台のコンピューターの1つであるフライト・データ・サブシステムのメモリの一部が破損したことに起因すると結論付けた。このシステムは、科学機器からのデータと宇宙船の健全性や状態に関する工学データを地球に送信する前にパッケージ化するように設計されている。
1977年に打ち上げられたボイジャー1号とその双子のボイジャー2号は、今年後半に運用47周年を迎える。これらはNASAの最長運用宇宙船であり、太陽圏外を探査した最初で唯一の宇宙船でもある。
太陽によって作られたこの磁場と太陽風の泡は、天の川銀河の他の場所で爆発した星によって作られた粒子の海である星間物質を押している。両方の探査機は木星と土星を通過し、ボイジャー2号は天王星と海王星も通過した。