独自の電動関節モジュールにより、このプラットフォームは自走式ロボットアームの展開が可能。長距離の横断、従来の調査、従来の水中車両ではアクセスできない狭い空間へのアクセス、適応性の高い設計により、保守・修理作業を行うことができる。常駐システムとして配備された場合、海底施設や関心のある領域に近接して迅速な対応と柔軟な能力を提供する。それにより、持続可能でより安全で、より費用対効果の高い海洋活動を促進するとしている。
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特長
- 海底に定住
海底のドッキングステーションに接続し、海底で生活するように設計されている。 - より安全で環境に優しい
水上船舶を必要とせず、24時間365日出動可能な常駐型ソリューション。より安全で環境に優しく、費用対効果の高い海底作業を可能にする。 - モジュラーシステム
プラットフォームはモジュールで構成され、幅広い海底作業に適応する。モジュールは様々な組み合わせで接続でき、様々なタイプの車両に形成可能。
- 介入
ビークル自体は、ツールを操作し、介入作業を行うことができる器用なロボットアーム。 - 長い航続距離
関節をまっすぐにすることで、魚雷のように細長くなり、調査用AUVのように長距離の移動が可能。
- 困難なエリアへのアクセス
関節を使うことで、ロボットはセンサーの位置や向きを最適化するために形状を変えることができる。また、柔軟で細長いボディは、ロボットが限られたスペースにアクセスしての操作を可能にする
市場で最も軽量かつ柔軟な水中ドローン
Eelume 500 Mシリーズは、洋上風力発電所、養殖場、石油・ガス生産施設やパイプラインなどの海底構造物の点検や軽介入を行うのに理想的だという。車両構成は、ガス漏れ、水中の油、塩分、温度、騒音レベルの検出などの環境調査も実行できる。
同社のシステムは、長期間にわたって海底で操業できるように設計されており、天候に関係なく24時間365日の出動が可能だという。海底設備の近くでの継続的なIMR(点検・保守・修理)能力は、地上船舶への依存をなくし、より環境に優しく、より安全で、より費用対効果の高い海底操業をもたす。海底常駐型自律走行車の活用により、海底作業のコストを最大90%削減できる可能性があるという。短時間のミッションであれば、船舶や陸上からシステムを発進させることもできるとしている。
仕様
深度 | 500m |
長さ | 250-600cm |
直径(ボディ) | 20cm |
空中重量 | 70-180kg |
スピード | 0~2ノット |
耐久性(ROV) | 制限なし |
耐久性(AUV) | 1~8時間 |
ペイロード | ビデオ/静止画(前方+下方) UHI(ハイパースペクトル) プロファイリング(3D)マルチビーム・ソナー 前方探査マルチビームソナー CT エコーサウンダー 蛍光光度計 メタン ハイドロフォン |
ナビゲーション | ジャイロコンパス付きINS、DVLおよび音響測位システム(オプション)。GPSを地表に設置 |
海中での通信 | 音響通信リンク(AUV)、テザー(ROV) |
地表での通信 | WiFi、イリジウム衛星通信 |