生産設備の管理において最上位の経営課題は、設備故障の再発・未然防止だが、実際は1割以上が劣化点検を行っていない状況だという。
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劣化点検にドローンを活用すると、ガス配管やケミカル液剤を流す配管など、複雑なうえに検査路がなく、日常の目視点検では見えない箇所を簡便に点検できる。
TOMPLAは、生産設備の保全担当者が自身でドローンによる設備点検を行えるよう、点検ルート設計からパイロット育成、運用マニュアルの作成提供、ドローン機材の提供まで、すべてをワンストップで実現できる導入支援サービスを提供する。
ドローンによる点検では、機体の性能に応じて使用できる現場に制約が存在するため、機体選定が重要だという。TOMPLAでは多くの選択肢の中から適切な機体を適切な運用で提案し、ユーザーの現場環境に合わせたカスタマイズ機体も提供できるとしている。
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また、自社でドローン設備点検の体制を構築する前に一度、設備の現況を確認したいという事業者に向けて、単回のスポット点検サービスも開始する。
保全整備/予測整備につながるドローン設備点検
屋内閉所環境などの日常の目視点検では見えない箇所もドローンによって見える化する。ブレークダウンメンテナンス(付帯する類型箇所検査・保全)で発見しにくい危険を検知可能。点検漏れのない定期検査により、設備保全にかかる予算が最適化され、設備寿命を延ばすとしている。
知識ゼロでも始められコストの大幅削減の可能性も
生産設備は多種多様なため、それぞれの工場に合わせた最適な機体選定や点検航路の設計が必要だという。TOMPLAは航路設計と機体選定、実施するための環境を構築し、パイロットとして保全担当者を育成する。国土交通省物流検討委員会に参画するTOMPLAが構築した安全基準に基づいて、ドローンの知見がない事業者でも、定期的なドローン設備点検体制をワンストップで実現できる。
同社のドローン点検を導入済みの企業では、点検作業に伴う足場組みが不要となったことで、1/10程度のコスト削減に成功した事例もあるという。
TOMPLAのドローン設備点検サービス導入フロー
点検箇所の特性(狭小空間、屋内か屋外か)によって最適な点検手法や利用可能なドローンの機体は異なるす。現場の状況を踏まえた本質的な課題解決方法を決定し、導入体制を提案。運用サポートも用意し、自社内での運用実装を手厚く伴走支援するとしている。
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スケジュール
実地調査を経て定期点検箇所と最適な機体を選定します。まずは、一度設備の現況を確認したいという事業者様には、第1ステップを切り出して単回のスポット点検サービスとして150万円(現場や日数に応じて変動)で提供する。